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屋久島ポスト – The Yakushima Post
荒木町長、関東方面との直行便の就航は「屋久島町民の悲願」
滑走路2000mに延長、2033年ごろの完成めざす

滑走路の延長が計画されている屋久島空港
滑走路の延長計画が進む屋久島空港について、屋久島町の荒木耕治町長は8月18日に開会した町議会定例会で、鹿児島県と同町が8月5日に「屋久島空港滑走路延長現地推進本部」を設置したことを報告した。
現在の屋久島空港はジェット機が離発着できないため、県と町が滑走路の延長を国に要望。滑走路を1500メートルから2000メートルに延長することが決定しており、2033年ごろの完成をめざしている。

屋久島空港の滑走路延長について報告する屋久島町の荒木耕治町長(手前)=2025年8月18日、屋久島町役場議会棟、屋久島ポスト撮影
ターミナルなど整備予定地の地権者には説明会を開催
荒木町長は、滑走路の延長によって関東方面との直行便の就航が可能になり、「屋久島を訪れる方々の利便性の向上が図られる」と説明。滑走路の延長は「屋久島町民の悲願」であるとして、「一日も早い完成に向けて、町民と共に努力を重ねていきたい」と述べた。
また、荒木町長は、8月8日と9日に空港ターミナルやエプロン(駐機場)の整備予定地の地権者に対する説明会を実施したことを報告。「今後も町民への情報発信のほか、土地取得等に必要な業務支援や調整を進めていく」とした。