新議会で屋久島ポストの取材は認められるのか?

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臨時会、臨時議長が取材許可の方針 → 議長選後に再度、新議長が可否を判断へ

屋久島町議会臨時会、10月1日開会

【背景】屋久島町議会【手前】9月21日の町議選で当選した新町議14人

 10月から新たな任期が始まる屋久島町議会で、市民メディア「屋久島ポスト」の議会取材は認められるのか?

 屋久島町議会事務局は9月26日、10月1日に開かれる臨時会で、屋久島ポストの議会取材が許可されることを明らかにした。議場での撮影と録音は議長の許可が必要で、同日の臨時会で臨時議長となる渡辺博之町議(78)が許可する方針だという。地方自治法の規定で、新議長が選出されるまでは、最年長の議員が臨時議長を務めることになっている。

屋久島ポストの取材許可は9月末まで
 屋久島ポストは2021年11月の創刊以来、約3年半にわたり、石田尾茂樹議長(当時)の判断によって議会取材を禁止されてきた。2025年6月の定例会からは一転して認められたが、許可の期限が同年9月末までとされ、改選後に取材できるか否かは、新たな議長が判断することになっていた。

新議長の選出までは年長議員が臨時議長に
 それを踏まえ、屋久島ポストが議会事務局に臨時会の取材について確認したところ、最年長の町議として、10月1日の臨時会で議長を務める渡辺博之町議が許可する方針であることを伝えられた。ただし、臨時会の初めにある議長選が終了後に再度、新たな議長が取材の可否を判断することになる。

 地方議会では改選後、新たな議長が選出されるまでは「年長の議員が臨時に議長の職務を行う」と地方自治法107条で定められている。

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