屋久島町選管、町議 自作領収書の差し替えを受理 選挙運動領収書問題

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岩川卓誉町議、選挙運動報酬を受け取った本人作成の領収書を再提出

屋久島町ウェブサイトで選管が報告

自作領収書
【左上下】岩川卓誉町議が
「選挙運動費用収支報告書」に添付した自作の領収書【右】複数の領収書で但し書きや宛名などの筆跡が同じだった

   屋久島町の岩川卓誉町議が2021年の町議選で、自作した選挙運動報酬の領収書を添付して「選挙運動費用収支報告書」を提出した問題をめぐり、町選挙管理委員会は28日、岩川町議から「再度正確に領収書を作成した」と申し出を受け、差し替えの領収書を受理したことを町ウェブサイトで報告した。選管事務局によると、岩川町議は実際に報酬を受け取った選挙運動員が作成した領収書を再提出したという。


町選管、今後の選挙で注意を呼び掛ける方針

 この領収書問題について、選管委員は26日にあった定例会で協議した。それを踏まえ、町ウェブサイトで「差し替えるに至った状況や他自治体における対応なども参考に検討した結果、本人に注意したうえで受理した」と経緯を説明。今後の選挙では、実際に報酬を受け取った本人が作成した領収書を添付するなど、「書類作成を注意して行うよう」立候補予定者説明会で呼び掛けるとしている。

町ウェブサイト

領収書の差し替えについて報告する屋久島町ウェブサイトの画面


岩川町議、フェイスブックで陳謝 不正の意図は否定

 領収書の再提出を踏まえ、岩川町議は自身のフェイスブックで、「町民の皆様に疑いを持たれるような不適切な会計処理であったことは真摯に受け止め、今後こういったことが起こらないように、細心の注意を払いながら、今後とも屋久島町のために力を尽くす所存です」と陳謝。その一方、「不正にお金を受け取ろうというような意図があったことではなく、また屋久島ポストさんが書かれていたような『偽造』をしていたわけでもなく、各受領者ご納得の上で会計処理をさせていただいたということは、ここに明確にしておきたいと思います」としている。

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  1. 今後も注意

    どのような言い訳をしたにしても、虚偽の領収書である事に間違いはありません。
    安易に物事を処理しようとする意図が有る事は伺えます。
    一事が万事と言う諺も有ります。
    今後も更に観察は必要だと思われる。

  2. まだまだ勉強❗️

    10年近く役場職員として勤務して、(認識不足)では通用しない。
    領収証を本人が書いて提出するなど、社会通年上あり得ない事。
     まだまだ勉強、勉強ですね

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