議会を否定する「個人攻撃討論」に抗議の声続々【検証・岩山討論】(4) 屋久島町新ごみ処理施設
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屋久島ポスト – The Yakushima Post
町「営業秘密に関する情報」として非開示 ➡ 一緒に入札したテスコの工事費内訳書は全面開示
工事費内訳書 談合情報で調査対象
川崎技研が入札書と一緒に提出した「工事費内訳書」。屋久島町は全面黒塗りで非開示とした
屋久島町の新ごみ処理施設の建設業者を決める一般競争入札で、落札する意思がない川崎技研(本社・福岡市)が入札への参加を辞退せず、事前公表された予定価格を約15億円上回る無効な入札をした問題――。
屋久島町は3月31日、この入札に関係する公文書を屋久島ポストに開示し、川崎技研が入札の際に提出した「工事費内訳書」について、すべての情報を黒塗りにして全面非開示とした。工事費内訳書は入札書と一緒に提出され、談合情報の提供があった場合などに、入札執行者が詳細に調査する対象となる文書だ。
全面非開示の理由について、町は工事費内訳書が「営業秘密に関する情報」にあたり、開示すると川崎技研の権利や利益を害する恐れがあると説明。一方、川崎技研と一緒に入札したテスコ(本社・東京都)が提出した工事費内訳書については、すべての情報が開示された。

川崎技研が入札書と一緒に提出した「工事費内訳書」。屋久島町は全面黒塗りで非開示とした(屋久島ポストが開示請求した公文書より)

テスコが入札書と一緒に提出した「工事費内訳書」。屋久島町はすべての情報を開示した(屋久島ポストが開示請求した公文書より)
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