【今週の記事】荒木町長が公務出張でマイルを個人カードに加算

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私的利用を否定「公務出張での利用を検討」

今週の記事20220226

 鹿児島県屋久島町の荒木耕治町長が過去7年間に公務出張で航空機に363回搭乗し、航空会社のマイルを個人のマイレージカードに加算していたことがわかりました。単純に合計すると約13万マイルあり、そのうち有効期限が切れたのは約98000万マイルとみられています。荒木町長は私的な利用を否定し、すべて「失効」させたとしています。

 もし、約13万マイルを特典航空券に使うと、鹿児島~東京間の便に17回搭乗でき、約77万円の出張旅費を節約できる計算になります。また、JR東日本の「Suica」やNTTドコモの「d POINT」などのポイントに交換すると、約13万円相当になります。

 中央省庁や一部の地方自治体では、公務出張で得たマイルを出張旅費の節約に生かす動きが広がっています。また、私的な利用を疑われないようにするため、公務出張で得たマイルを個人のカードに加算することを禁止、または自粛することを求めているケースも多くみられます。

 今週、私たちが配信した主な記事をまとめました。

●荒木町長、公務出張のマイルを「すべて失効」 鹿児島~東京便の13回分が無駄に(222)



鹿児島県・屋久島町に公務出張マイルのルールなし 町長マイル「失効」問題(224)

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