鹿児島ポスト

天城町、町長らの賠償責任を認めた一審判決に不服で控訴決定/鹿児島ポスト

yakushima-post

町は不服、賠償額2140万円から業者の寄付金1800万円が差し引かれず

防災センター建設で国に虚偽報告 交付金など6200万円返還

天城町防災センターのウェブサイト画面

 鹿児島県天城町が防災センター建設の交付金を国から受給した際に、実際には工事が完成していないのに「完成した」と虚偽の報告をして、国から約6200万円(交付金と加算金)の返還命令を受けた問題をめぐる住民訴訟――。

 天城町は6月17日、町に加算金部分にあたる約2140万円について、町長や建設業者らに損害賠償請求するように命じた一審判決を不服として、福岡高裁宮崎支部に控訴することを決めた。この日あった町議会の臨時会で、控訴する議案が可決された。

 南日本新聞の報道によると、建設業者が返済する目的で寄付した約1800万円が、賠償額として認められた約2140万円から差し引かれなかったため、町は「上級審で判断を仰ぎたい」としているという。

■南日本新聞記事
https://373news.com/news/local/detail/215586

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事
これらの記事も読まれています
記事URLをコピーしました