新生 屋久島町議会、石田尾議長と小脇副議長で始動/屋久島ポスト

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議長選、石田尾氏9票 榎氏5票

副議長選、小脇氏と中馬氏が各7票で「くじ引き決戦」

改選後に初めて開かれた屋久島町議会=2025年10月1日、屋久島町役場議会棟、屋久島ポスト撮影

 屋久島町議会は10月1日、改選から初めてとなる臨時会を開き、新町議14人が新たな一歩を踏み出した。

 この日の議会では、まず初めに議長選があり、前議長の石田尾茂樹氏と前総務文教常任委員長の榎光徳氏が立候補を表明した。その後、全町議で無記名の投票を行い、石田尾氏が9票、榎氏が5票を獲得。前任期の4年に続いて、石田尾氏が議長に再任された。

石田尾議長「議会は町民のために是々非々で議論」
 議長再任を決めた石田尾氏は、「議会は町民のために是々非々で議論をして、町民の福祉の向上、屋久島町の発展のために議員全員で協力し、今後も議会活動を取り組んでいく」としたうえで、議長として「中立公平な議会運営に努める」と所信を述べた。

議長再任が決まったのち、議場で所信を述べる石田尾茂樹氏=2025年10月1日、屋久島町役場議会棟、屋久島ポスト撮影

 続いて副議長選があり、小脇淳智郎氏と中馬慎一郎氏がそれぞれ7票を獲得。得票数が同数となったため、地方自治法と公職選挙法の規定に従って「くじ引き」を行い、小脇氏の当選が決まった。

小脇副議長「一歩離れ、二歩離れない議会運営に協力」
 初の副議長就任となった小脇氏は、「残り物に福がありました」とユーモアを交えながら、「議長をサポートしながら、議会では一歩離れ、二歩離れない議会運営に協力していきたい」とあいさつした。

副議長就任が決まったのちに、議場であいさつをする小脇淳智郎氏。後方は石田尾茂樹議長=2025年10月1日、屋久島町役場議会棟、屋久島ポスト撮影

 議長と副議長に続き、この日の議会で決まった各役職は次のとおり(敬称略)。


<総務文教常任委員会>
 委員長:高橋義友
 副委員長:渡辺千護

<産業厚生常任委員会>
 委員長:内田正喜
 副委員長:寺田久

<議会運営委員会>
 委員長:中馬慎一郎
 副委員長: 渡辺浩

<決算審査特別委員会>
 委員長:中馬慎一郎
 副委員長:内田正喜

<監査委員>
 大角利成

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