【今週の記事】産業廃棄物を野焼きした町議/鹿児島・屋久島町議アパート廃材焼却問題
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										屋久島ポスト – The Yakushima Post
									
								全町議が法令遵守に関する教材を視聴 ➡ 現職町議による不法投棄焼却事件についても協議へ
【左】岩山鶴美町議が投棄した産業廃棄物(2020年9月14日、町民提供)
【右】産廃が焼却された現場(2021年1月5日、同)
 屋久島町議会(石田尾茂樹議長)は8月1日に全員協議会を開き、議員研修として全町議が「自治体議員のコンプライアンス(法令遵守)とは」と題する映像教材を約1時間にわたって視聴し、町議会議員に求められる法令遵守に関する知識を学ぶ。視聴後には全町議による協議もあり、そのなかで、議員活動における法令遵守について話し合われる。
同町議会では、岩山鶴美町議が7月21日、自身が経営する賃貸アパートのリフォーム廃材を不法に投棄、焼却したとして、廃棄物処理法違反の罪で略式起訴されており、近く裁判所から罰金を科する略式命令が出される。今回の全協では、この不法投棄焼却事件についても協議されるとみられ、岩山町議がどのような説明をするのかが注目される。
屋久島ポストは7月21日以降、岩山町議への取材依頼を複数回にわたって続けてきたが、岩山町議は「屋久島ポストさんにお話しすることは何もありません」とメールで回答し、取材を拒否している。
●【動画】で検証 岩山鶴美町議の議会発言 犯罪性を認識
「不法投棄は犯罪に当たる」「世界に通じるきれいな屋久島を」… その1年後に廃棄し焼却
2022年3月10日配信
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