岩山町議「何の連絡もないのでコメントできない」 屋久島町議アパート廃材・投棄焼却事件
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屋久島ポスト – The Yakushima Post
罰金50万円の岩山鶴美町議に対して辞職勧告決議案を可決
真辺真紀町議が提案理由を説明
屋久島町議会(石田尾茂樹議長)の岩山鶴美町議(66)が自身で経営する賃貸アパートのリフォーム廃材を不法に焼却したとして、廃棄物処理法違反の罪で罰金50万円の略式命令を受けた事件――。
その岩山町議に対する辞職勧告決議案が9月5日に可決されたのを受けて、屋久島ポストは、決議案の提案理由が述べられる様子を記録した議会動画に字幕と関連写真を付けてまとめた。
決議案を提出した真辺真紀町議は、廃棄物が積まれた投棄現場や真っ黒に焦げた畳などの写真を示しながら、「世界自然遺産の屋久島で、現職の町議会議員が廃棄物を焼却して有罪になったことは、屋久島町民1万2000人の代表として、決して許されることではない」と指摘。不法投棄をする1年前の町議会一般質問で、岩山町議がごみを捨てる町民が多いことを批判したうえで、ごみのポイ捨てに罰金を科する条例の制定を提案したことなどを踏まえ、真辺町議は「これ以上、岩山議員が町議会議員であることは許されず、屋久島町議会の信頼を取り戻すためにも、速やかな議員辞職を強く勧告する」と訴えた。
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