屋久島ポスト、議会取材の許可を申請 屋久島町議アパート廃材・投棄焼却事件
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屋久島ポスト – The Yakushima Post
2022年1月の取材に「産業廃棄物を燃やしたのは事実」➡ 2023年8月の有罪確定後は「一般廃棄物の木くずを燃やした」
罰金命令を「覚悟していた」➡ なのに、法律違反の認識なく「びっくり」
屋久島町議会の岩山鶴美町議(66)が自身で経営する賃貸アパートのリフォーム廃材を不法に焼却したとして、廃棄物処理法違反の罪で罰金50万円の略式命令を受けた事件――。
その岩山町議は8月28日、有罪確定後に町議会全員協議会に出席し、自身が法律違反に問われたのは「一般廃棄物の木くずを燃やしたこと」だと説明した。だが、2022年1月27日に屋久島ポストが電話取材をした記録によると、岩山町議は「産業廃棄物を燃やしたことは事実」と認めて、全員協議会とは矛盾する説明をしていた。
さらに、全員協議会が終わった後の取材で、記者から「一般廃棄物の木くずということで、法律違反になるという認識はなかったのか」と問われた岩山町議は「そうですね、びっくりしました」と回答。ところが、1年7カ月前の電話取材には、罰金命令が出ることを「覚悟していましたよ」としたうえで、木くず以外の畳などを燃やしたことについては「いけなかったってことですよ」と話していた。
2023年8月28日の全員協議会と2022年1月27日の電話取材の記録を1本の動画にまとめて、岩山町議による発言の矛盾について検証する。
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