【今週の記事】産廃焼却処分の町議を刑事告発/鹿児島・屋久島町議アパート廃材焼却問題
鹿児島県屋久島町議会の岩山鶴美町議(64)が産業廃棄物を廃棄して焼却した問題は、その現場を目撃した町民が刑事告発する事態に発展しました。岩山町議によると、検察からは電話で「注意」を受けただけで、起訴猶予や嫌疑不十分といった不起訴処分にもなっていないということですが、検察は何も公表しておらず、取材にも応じていません。
また昨年8月、この問題の調査を求める町民からの陳情書が町議会に出されましたが、議会運営委員会は岩山町議が町から「許可」を取っていたとして、その陳情書を門前払いにしています。ところが、その「許可」を出したとされる町は、取材に対して「許可を出した事実はない」と完全に否定しています。
そうなると、何が本当の「事実」なのか、町民は知ることができません。せめて、町議会が町民からの陳情書を採択して、岩山町議が議場で説明でもしていたら、もう少し詳細な情報がわかっていたはずですが、それも今となってはかないません。
町幹部らによる一連の出張旅費不正もそうでしたが、違法行為が疑われる当事者が公の場で詳細に説明しない限り、町民の疑問が解消されることはありません。そして、その当事者が口を閉ざし続けるのであれば、最後の手段として、町民は司法の手に頼らざるを得なくなります。
過去の教訓を生かせず、出張旅費不正に続き、今回も同じ経緯をたどることになってしまいました。
今週、私たちが配信した主な記事をまとめました。
●【速報】岩山鶴美町議を刑事告発へ きょう2月7日にも 鹿児島・屋久島町議アパート廃材焼却問題(2月7日)
●岩山鶴美町議を刑事告発 鹿児島・屋久島町議アパート廃材焼却問題(2月8日)
●【一問一答】岩山鶴美町議、産廃焼却の経緯などを説明 鹿児島・屋久島町議アパート廃材焼却問題(2月10日)