補助金不正請求事件

【速報】最高裁、屋久島町の上告を棄却 町補助金不正請求・住民訴訟/屋久島ポスト

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荒木耕治町長に135万円の賠償責任を認めた控訴審判決が確定へ

【左】最高裁判所(裁判所ウェブサイトより)【右】国への虚偽報告について取材に応じる屋久島町の荒木耕治町長(2021年12月1日、屋久島空港)

 屋久島町が2020年度の水道工事で補助金を請求する際に虚偽の「工事完成日」などを報告し、国から補助金の返還命令を受けたのは町幹部の責任だとして、同町の住民が町を相手取り、荒木耕治町長ら幹部3人に約1668万円(返還した補助金と加算金)を賠償請求するように求めた住民訴訟――。

 荒木耕治町長に約135万円の賠償責任があることを認めた控訴審判決を不服として、町が申し立てていた上告に対し、最高裁第一小法廷(岡正晶裁判長)は3月13日付で上告を棄却した。町が最高裁の判断に異議を申し立てなければ、福岡高裁宮崎支部が2024年9月25日に言い渡した控訴審判決が確定する。

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