町監査委員、家族旅行の「嘘は見抜けなかった」でも「問題なし」 屋久島町出張旅費不正問題
家族旅行中の旅費の不正受給、日高町議への再監査で聴き取りせず
「町長から問い合わせがあれば聴く」
代表監査委員の朝倉富美雄氏(左)と日高好作町議
屋久島町議会の日高好作町議(65)が家族旅行中に出張旅費を不正受給していた問題をめぐり、町監査委員が5月31日に実施した再監査で、日高町議から聴き取り調査をせず、不問にしていたことが屋久島ポストの取材でわかった。監査委員は3月末に監査結果を荒木耕治町長に提出した後に不正受給の事実を把握していたが、監査を申し立てた荒木町長から「問い合わせがなかった」として、家族旅行中の旅費の支払いを承認した。再監査は屋久島ポストの指摘で実施されたが、日高町議の虚偽の旅費精算を不問する形で調査が終わった。
日高町議が家族旅行中に宿泊費や日当などを不正受給した問題は、監査報告を踏まえた屋久島ポストの取材で明らかになった。
石川県で家族旅行中なのに宿泊費や日当などを受給
これまでの取材記録によると、日高町議は議長を務めていた2016年5月29日~6月1日、東京であった全国町村議会議長会の研修会に参加。研修会は5月31日午前に終わり、その後は家族と一緒に石川県へ旅行をした。ところが、日高町議は家族旅行の期間も公務出張中だったとする虚偽の旅費精算書を作成し、本来なら認められない宿泊費や日当、交通費の計1万2200円を受け取っていた。
日高好作議長(当時)が町に提出した旅費精算書。5月31日~6月1日の「発着地名」に虚偽の旅程を記載したうえ、私的な旅行中には受給できない宿泊費や日当、交通費も請求していた
旅費精算書、虚偽の旅程でも承認
この不正受給について、屋久島ポストは5月24日に監査委員に指摘。しかし、5月31日に実施された再監査では、この件について日高町議への聴き取りは行われず、虚偽の旅程が記載された旅費精算書がそのまま承認された。
監査委員は不正精算を見て見ぬふり
代表監査委員の朝倉富美雄氏は屋久島ポストの取材に対し、「すでに監査結果を町に報告しており、嘘を見抜けなかったということだ」と説明。町議会から監査委員に選出されている相良健一郎町議は「監査報告は町長部局に出しているので、町長から問い合わせがない限り、監査結果を変えることはない」と述べ、日高町議には聴き取りをしなかったとした。
つまり、不正精算の事実を知っていたにもかかわらず、監査委員2人はその不正について、見て見ぬふりをしたということだ。
日高好作議長(当時)が町に提出した旅費精算書の一部。5月31日に東京から鹿児島空港に移動して同空港近くに宿泊し、6月1日に屋久島空港へ移動したと記載されているが、実際は私的な家族旅行で石川県を訪ねていた
日高町議「記憶ない」、監査委員は「手の打ちようがない」
一方、虚偽の領収書で航空運賃を精算した問題については、同日の再監査で日高町議から事情聴取を実施。だが、航空券を販売していない旅行会社が発行した虚偽領収書については、「記憶がない」「覚えていない」と言うばかりで、朝倉代表監査委員は「他に書類が出てくると思ったが、手の打ちようがなかった」と説明。それに対し、屋久島ポストが「マイルを利用した無料の特典航空券などで出張した可能性もあり、なぜ航空会社が発行する搭乗記録の提出を求めないのか」と尋ねると、「(証拠を)どこまで求めるかは監査委員が決めることで、一緒に出張した町議と同じ(金額)なので問題ないと判断した」と答えた。
虚偽領収書と同じ4万8180円で精算を承認
日高町議は屋久島と東京間の往復航空券代として、計4万8180円となる虚偽の領収書2枚を添付して旅費を精算。今回の再監査で、監査委員2人は「出張した事実があり、屋久島と東京間の航空運賃として妥当な金額」だとして、この虚偽領収書と同額での精算を承認したことになる
再監査が実施されたことなどについて、屋久島ポストは日高町議に電話とメールで取材を依頼したが、6月1日午後6時までに返信はない。
日高好作議長(当時)が旅費精算書に添付した2枚の領収書。航空券代として、計4万8180円の金額が記載されているが、領収書を発行した旅行会社には販売記録が残されていなかった
みんなグルなんだって。
架空領収書も家族旅行も認められるって、監査委員も容認って、なんのための監査かわからん。
報酬もらってこれじゃあなあ。
こうなるかもとは思っていたけど、本当にそうするか?
もはや自治体としてダメだこりゃ。
好作議員へお願い
ここまで全ての事実がさらけ出されながら、反論するでなく、逃げていれば、ホトボリが冷めるくらいに思っているのではありませんか?
素直に謝罪して、不正した金額は真面目な住民の税金です。
せめて返還はして下さい。
ベテラン議員としての実績がなくなります。