【詳報】「記憶がない」と沈黙する日高町議を刑事告発 屋久島町出張旅費不正問題
虚偽領収書 議会が黙認した末に刑事事件に発展
町の「金庫番」元会計課長も詐欺容疑
【上】日高好作町議が出張旅費精算に使った虚偽領収書
【右下】虚偽領収書に関する取材で説明を拒否する日高好作町議(2022年5月24日、屋久島町役場議会棟)
航空券代の虚偽領収書について「記憶がない」――。そう言った切り、半年以上も沈黙を続けている日高好作町議がついに刑事告発された。
屋久島町の幹部らによる出張旅費不正問題をめぐり、虚偽領収書で不正精算をしていた日高町議と桑原幸夫元会計課長が詐欺容疑で刑事告発され、告発状が鹿児島県警に受理されたことが11月4日、町関係者への取材でわかった。2人が使った虚偽領収書は、今年3月末に結果報告があった町の監査で発覚。日高町議は町議会で「記憶がない」と説明した一方、屋久島ポストには「自由に書いて」などと開き直り、取材を拒否していた。
日高町議、販売実績ない架空の領収書で旅費精算
日高町議に対する告発状によると、日高町議は2016年5月29日~6月1日までの予定で、町議会の議長として、全国町村議会議長会の研修会に出席するために東京へ出張。出張後の旅費精算で、航空券の販売実績がない架空領収書2枚を提出し、町から計4万8180円を不正に受け取った。さらに、同年5月31日に東京で公務を終えたのち、家族旅行で石川県へ行ったにもかかわらず、6月1日も公務出張中だったとする虚偽の旅費精算書を作成。宿泊費と日当、交通費の計1万2200円を不正に受け取ったとしている。
日高好作町議が旅費精算に使った虚偽領収書。発行した旅行会社には航空券を販売した記録が残されていなかった
元会計課長、実際より高額の航空運賃を受領
また、桑原元会計課長に対する告発状によると、元会計課長は2016年11月19日~21日までの予定で、町出身者でつくる「近畿屋久島会」の定期総会に出席するために大阪へ出張。出張後の旅費精算で、実際の航空運賃より高額となる5万4800円と記載された虚偽領収書を町に提出し、その差額の1万9800円を不正に受け取ったとしている。
桑原幸夫元会計課長が旅費精算に使った虚偽領収書には、実際より高額の航空券代が記載されていた。町は出張記録を情報開示する際、元課長の氏名を黒塗りにして非公開とした
町監査委員、虚偽領収書は「監査の対象外」と調査せず
2人が不正精算に使った虚偽領収書の存在は、町監査委員が今年3月末に結果報告をした監査で明らかになった。領収書を発行した旅行会社に確認したところ、日高町議には航空券を販売した記録がなく、桑原元会計課長には実際より高額の航空券代が記載された領収書が渡されていた。だが、監査委員は虚偽領収書については「監査の対象外」だとして、領収書が不正に発行された経緯について調査をしなかった。
町議会で「記憶がない」 取材には「自由に書いて」と開き直り
その後、5月11日にあった町議会全員協議会で、日高町議は同僚議員から説明を求められ、計4万8180円の領収書2枚を発行した旅行会社では、航空券を「購入していない」と明確に否定。そのうえで、「領収書については、私がもらった記憶はなく、(発行を)頼んだ覚えもない」と答えたのみで、詳細な説明はしなかった。
また、屋久島ポストが5月24日に取材を依頼すると、日高町議は「自由に書いてください。日高好作がやりましたと書きたいなら書いてください」と開き直り、虚偽領収書についての説明責任を放棄。「話すか話さないかは私の権利」と主張して、取材には応じなかった。
虚偽領収書に関する取材で説明を拒否する日高好作町議(2022年5月24日、屋久島町役場)
町議会は黙認 百条委設置案を否決
さらに、屋久島町議会は6月と9月の両定例会で、旅費不正を調査する百条委員会の設置案を2回とも否決し、現職町議と町の「金庫番」だった元会計課長の虚偽領収書を黙認する判断をした。また6月定例会の採決では、日高町議も採決に加わり、自分に対する不正調査に自ら反対して否決した。
虚偽領収書の発行経緯などを調査する百条委員会の設置案に対する各町議の賛否を表示するモニター画面。日高好作町議も採決に加わり、自ら反対した(2022年6月22日、屋久島町役場)
元課長、帰路で長崎に寄り道 精算書に記載せず
一方、桑原元会計課長については、旅費精算書で屋久島と大阪を往復したと記載していたにもかかわらず、帰路で長崎に立ち寄っていたことも、これまでの取材でわかっている。屋久島ポストは詳細な事情を聴くため、今年4月に桑原元会計課長の自宅を訪ねるなどして、複数回にわたって取材の申し込みをしたが、取材には応じてもらえなかった。
桑原幸夫元会計課長が町に提出した虚偽の旅費精算書。屋久島と大阪を往復したと記載しているが、実際には長崎に立ち寄っていた
【動画】虚偽領収書について説明を拒否する日高好作町議(2022年5月24日、屋久島町議会)
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1万2万のちょろまかし…
町長以下
あまりにもセコい悪行ばかりで辟易しかありません
バレたら開き直り
悲しさと恥ずかしさで辛いです…島の子供達の行く末さえ心配になります こんな大人達に育たないように島外に転居も考える様になりました
町民がこの人ならばと思って町政に推したんですよね!
町を代表する公人が姑息な横領をする輩ばかり!
交通費不正清算なんて町幹部以上は暗黙の了解となっているのでしょう。
蔓延していて当たり前のように開き直りが出来るんでしょう。
監査もいい加減、百条委員会も否決!
役場で真面目に働いているのは若い新米さんばかり!それでもコネで入所するから上司の言いなり!いずれ同じようになるのでは?
この島!腐ってます❗
「刑事告発」
何故、議会時に解決しないのでしょう?
(丁々発止の議論無し、逃げてばかり)
哀しい限りです。
刑事告発に踏み切らなければならなかった方も
辛い決断だったのではないかと思います。
「自浄作用」
いつか叶うことを願っています。
ダメ!ダメ!言って、諦めたらそれまでですよ。
>「自浄作用」
>いつか叶うことを願っています。
>ダメ!ダメ!言って、諦めたらそれまでですよ。
自浄するには比率が大事です。
少なくとも泥水よりきれいな水が多くなければ無理です。
屋久島町議会は泥水の方が多いのが現実ですから無理です。
いつか叶わせるなら選挙で泥水を流し落とすしかありません。
しかし、町民のほとんどはどれが泥水で、どれがきれいな水かも分からずに
投票していますからまあ無理ですね。
子供たちが嫌になって島を出ていくだけ。
そして、働きたくないお花畑の移住者が生活保護を申請する未来しかない
でしょう。
もうはいそれまでですよ。