【全文】荒木町長の「二枚舌」に抗議 説明を要請 屋久島町長交際費問題

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屋久島ポスト「取材に対する社会的信用を損なう」

荒木町長、森山議員への贈答報道は「想像でしかない」

回答期限は1125

【動画】屋久島町議会の一般質問で、屋久島ポストの報道を否定する荒木耕治町長(2022年9月13日)=前半(屋久島町議会YouTubeチャンネルより)。事前取材で森山衆院議員への贈答を認める荒木耕治町長=後半

 屋久島町の荒木耕治町長が公費で多額の贈答品を森山裕衆院議員(鹿児島4)に贈っていたと報じた屋久島ポストに対し、荒木町長が9月議会で「それは想像でしかない」と否定した問題。屋久島ポストは1114日に「取材に対する社会的信用を損なう」議会答弁だと抗議し、事情説明を求める要請文を荒木町長に送った。

 8月の取材で森山衆院議員への贈答品は「東京・永田町の議員会館に送っている」と明言した荒木町長だが、9月議会では一転して否定。報道は「屋久島ポストの想像」だと言い切った。

 その「二枚舌」の発言について、どう説明するのか。屋久島ポストは1125日までの回答を求めている。

 荒木町長に送付した要請文の全文は以下のとおり。

令和41114

事実に反する議会答弁について

屋久島町長 荒木耕治  殿

市民メディア「屋久島ポスト」

共同代表 鹿島幹男、武田 剛


 時下、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

   平素より私どもの取材活動に対して、ご理解とご支援を賜り深く感謝しております。

 さて本日は、令和4917日に開かれた町議会9月定例会の一般質問における貴殿の発言について質問と要望があり、本状を差し上げました。同一般質問においては、町長交際費をめぐる真辺真紀町議の質問に対して、貴殿は次のように答弁をされました。


真辺町議
:屋久島ポストが取材するなかで、大方、地元選出の衆院議員だとわかっているようだ。そちらの事務所の方に取材をかけたら、それは「個人からの贈り物という認識だった」というコメントをしている。森山裕衆院議員なのですが、その国会議員は。贈られた本人、事務所が「個人からの贈り物という認識だった」ということで、本来、これは公費で贈答すべきものではないと判断するのが妥当だと思うが、いかがでしょうか。

荒木町長:どこから、どう(森山議員を)特定したのかわかりませんが、(情報)開示のなかでは、そういう氏名とかは一切出しておりませんので、それは(屋久島)ポストさんの想像でしかないと思う。

 そこでまず、貴殿による上記の答弁を踏まえて、以下の2点について質問をさせていだきます。


「どこから、どう(森山議員を)特定したのかわかりませんが」と答弁されていますが、森山衆院議員に対して数多くの贈答をした事実については、私どもの取材に対して、町総務課が認めています。添付資料のとおり、私どもが照会をかけた交際費使用伺いに対しても、国会議員「B」として特定したうえで、「B」が森山衆院議員であるとの説明を受けています。それにもかかわらず、なぜ貴殿はこのような答弁をされたのでしょうか。


(情報)開示のなかでは、そういう氏名とかは一切出しておりませんので、それは(屋久島)ポストさんの想像でしかないと思う」と答弁されていますが、私どもの82日の取材において、貴殿は森山衆院議員への贈答が多いことを認めており、その録音記録が次のように残されています。それにもかかわらず、なぜ貴殿はこのような答弁をされたのでしょうか。


Q
:森山裕衆院議員への贈答が多いと聞いている。少なくとも50万円ほどを贈っているようだが、その理由は?

A:森山事務所1カ所に贈っているので、そう見えるが、そこから他(の国会議員)(贈答品が)行っている部分もある。森山事務所に送ると、そこに(国会議員の)先生がいらっしゃって、私が世話になった人にそこで渡してもらっている。なぜ焼酎かというと、やっぱり国会議員は三岳を知っている。私が行くと「おいしい焼酎があるよね」と必ず言われる。そうすると、私も贈らないといけないのかな、という気持ちになる。こちらからお願いごとや相談ごとをする時でも、そうなるので、数が多くなる。

Q:主な贈答理由を「町産品のPR用」と説明しているが、PRであれば、交際費ではなく別の予算ではないのか。

A:例えば、この庁舎を建設するために補助金をもらう時に、いろいろな(国会議員の)先生方にお世話になっている。PRだけじゃなくて、そういう意味合いもある。フェリー太陽Ⅱを造る時も、そういった関係者にお世話になっている。私が森山事務所で(国会議員や関係者と)会うことが多いので、そこで話しをして、お礼にという形で1本か2本を「やってください」みたいな話になる。森山事務所は東京・永田町の議員会館に送っている。

 続いて、以上2点の質問を踏まえて、次の要望をさせていただきます。

 私どもの取材記録によると、貴殿による議会答弁の内容は事実と違うと判断しております。つきましては、貴殿が調べた結果、もし答弁内容が事実と違うことが判明した場合は、屋久島町長として適切な対応を取っていただくことを要望します。特に「それは(屋久島)ポストさんの想像でしかないと思う」という答弁は、私どもの取材に対する社会的信用を損なう内容であり、屋久島町で暮らす一町民としては看過することはできません。

 一方、もし貴殿の答弁が事実であると主張される場合は、私どもの主張や証拠を否定する根拠を具体的にお示しください。

 なお、念のためにお伝えしますが、私どもの要望は議事録の訂正を求めるものではありません。町議会の規則上、閉会後の訂正と取り消しができないことは承知しております。

  以上を踏まえ、誠に勝手ではありますが、令和41125()までに書面でご回答をいただければ幸いです。よろしくお願い申し上げます。

以上

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  1. 待っています。

    ご立派な議長さんのように、「対応しないのも一つの対応である」等と馬鹿な対応はしないでしょうから、期日迄の回答を楽しみにしてます。

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