【視点】最高裁で控訴審判決の破棄は0.35% 屋久島町補助金不正請求・住民訴訟
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屋久島ポスト – The Yakushima Post
「屋久島町役場が悪いのは明らか」「往生際が悪い」・・・・・・
【左上】上告審が行われる最高裁判所(裁判所ウェブサイトより)【左下】屋久島町が国に提出した虚偽の検査調書【右】国への虚偽報告について取材に応じる屋久島町の荒木耕治町長(2021年12月1日、屋久島空港)
裁判への公金支出はもうやめにしませんか
この案件は、普通に考えて「上告できる案件ではない」と思います。その理由は、事実関係の認定は地裁や高裁が担い、最高裁は法的な判断に徹するという役割分担が法律で定められているからです。
屋久島町役場が悪いことをしていたのは明らかなのですから、組織の長としてその責任をとるのは至極当然のことではないでしょうか?
ところで、素直に控訴審判決を受け入れればいいものを、「判決文のなかに違法な部分があると思料されるので、最高裁に判断を仰ぎたい」との荒木町長のコメント。この期に及んでもまだこんなことを言っているのですから、往生際が悪いと言うか、あきれ果ててしまいます。
最後に、この手の裁判のために屋久島町の公金を支出し続けることは、もうやめにしませんか。多くの町民が、不祥事の無い屋久島町役場になってほしいと思っているはずです。
法務事務専門員も「上告は無駄」と理解しているはず
以前のコメントに、法務事務専門員が「屋久島を少しでも良くするために務めている」という主旨の発言がありました。
上告が無駄だという解釈は、専門家の立場で理解していることだと思います。町長の意向をそのまま受けるようでは、言葉に反します。
しかし、私の素人判断でも、記事にもあるように門前払いでしよう。