焼酎を贈った国会議員5人の氏名と贈答目的は?【町の宿題③】屋久島町長交際費・住民訴訟
町が頑なに伏せてきた国会議員の氏名 ➡ 地裁、議員名と関係性および贈答目的の説明を求める
参院議員にはプレミア焼酎「無何有」2本を贈呈
【上】(左から)荒木耕治町長、宮路拓馬衆院議員(Wikimedia Commons より)、森山裕衆院議員(同)
【下】国会議事堂(Wikimedia Commons より)
【宿題③】鹿児島県選出の国会議員5人に贈答しているが、この5人は誰なのか。屋久島町との関係性と贈った目的は?――。
屋久島町の荒木耕治町長が交際費で国会議員らに高額の贈答をしたのは違法な支出だとして、同町の住民が町を相手取り、荒木町長に贈答で使った約200万円を賠償請求するよう求めた住民訴訟で、鹿児島地裁は9月12日、第4回口頭弁論で町に複数の「宿題」を与えた。いずれも、これまで町が明らかにしてこなかった点に対して、地裁が説明を求めたもので、原告の住民にとっては、新たな事実を知る貴重な機会となる。
その【町の宿題】を詳細に伝える連載の3回目は、荒木町長が贈答した鹿児島県選出の国会議員5人の氏名、町との関係性、贈答した目的について、地裁が説明を求めたことを紹介する。
町、裁判所の要請であれば開示に応じる
訴訟関係者によると、この日の口頭弁論で裁判官は、荒木町長が贈答した鹿児島県選出の国会議員が5人いることを指摘して、町に対して「この5人は誰なのか」と各議員の氏名を明らかにするよう求めた。また、その5人と町との関係性、贈答した目的についても説明するように命じた。
これに対し町の指定代理人は、町の情報公開条例を理由に贈答先の個人名は非開示にすることになっているとしたが、裁判所の要請であれば、開示に応じると答えたという。
荒木耕治町長が国会議員らに贈答した屋久島産の焼酎
国会議員5人に焼酎30本を贈って8万6160円など
住民が証拠提出した贈答記録によると、荒木町長は2020年12月10日に国会議員5人に焼酎30本を贈答して、5万3060円を支出。また2021年11月12日にも、国会議員5人に焼酎30本を贈答して、8万6160円を支出している。さらに2017年7月11日には、参院議員1人に長期熟成のプレミア焼酎「無何有」2本を贈答して、2万2904円を支出するなど、複数の国会議員に繰り返し贈答を続けている。
荒木耕治町長が衆院議員5人に焼酎30本を贈答して、8万6160円を支出した際に作成した交際費使用伺いの文書
荒木耕治町長が参院議員に長期熟成のプレミア焼酎「無何有」2本を贈答して、2万2904円を支出した際に作成した交際費使用伺いの文書
屋久島ポスト、開示を要求「国会議員は公人中の公人」
町は町長交際費の支出記録を開示する際に、贈答先の個人名は「個人情報」を理由に黒塗りで非開示にしている。2022年3月に屋久島ポストが開示を受けた贈答記録でも、国会議員を含めて、すべての贈答先の氏名は黒塗りされていた。それに対し、屋久島ポストは「公人中の公人である国会議員の氏名は開示すべきだ」と主張したが、町は開示を拒否。続けて、屋久島ポストは屋久島町情報公開・個人情報保護審査会に不服申立てをしたが、「個人情報」を理由に開示は認められなかった。
独自取材で森山衆院議員らへの贈答を把握
そこで、屋久島ポストは独自取材で、自民党の森山裕衆院議員(鹿児島4区)に対し、少なくとも5年間に約50万円分の焼酎が贈られていたことを把握。さらに、鹿児島県選出の全国会議員にメールで取材したところ、同党の宮路拓馬衆院議員(鹿児島1区)の事務所も「焼酎や果物」の贈答を受けていたことを認め、「荒木町長個人からの贈答品との認識だった」との回答を得た。
今回の住民訴訟によって、これまで町が頑なに伏せてきた贈答先の国会議員名が明らかになることになった。果たして、荒木町長は5人の国会議員に対して、何の目的で焼酎の贈答を繰り返していたのか?
次回、第5回口頭弁論は10月31日。それに向けて町は、10月10日までに「宿題」の回答を準備書面で明らかにすることになっている。
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1、贈り先の氏名
2、金額
3、目的
これだけの内容の情報開示を町に裁判所が命じた意味は大きい。
3番目の目的については、多額の金額、その回数の多さからも、まさかワイロと答える訳にはいかず、どんな理由を付けて出て来るか興味深い。
ここで名前の挙がる議員は、恐らく自民党の現職議員である事に間違い無いと思っているが、今回の町長選挙の、自民党推薦を得る為の布石にも繋がる事との判断にもなる。
残念ながら、次回の審理は選挙後になるとの事であるが、訴訟人への準備書面の回答は10日だとの事ですから、分かり次第、取材してポストの記事でお知らせ下さい。
裁判所の命令ですから、一部隠したりする事も出来ず、法務事務相談員も頭が痛い事だと思います。
今までの経緯からしても、この訴訟の勝訴が見えて来たのは私だけだろうか?
森山代議士への度重なる度を越した贈り物は、やっぱり効き目がありましたね。
これだけの不祥事や悪業を重ねて、全国的に屋久島の名をはずかしめたにもかかわらず、自民党が推薦をするという前代未聞の栄養❓を勝ち取られました。
まずはパラパラの拍手を送りましょう。
それにしてもすごい政党ですね。
この政党に正義はないですね。
腹黒い裏が垣間見られます。
森山代議士、内心は公費を使った贈答だとお分かりだったのではありませんか。
裁判の勝利は見えましたね。
頑張りましょう。
自民党推薦?この街に党員が如何ほどいますか?全然問題ありません、まして森山?何の力もこの街にはありません、かえって、森山、荒木二人の汚点です。