【今週の記事】屋久島町長が「うそ」を4カ月放置
うその記載で国の補助金 記事一覧
鹿児島県屋久島町がうその「工事完成日」を記載した文書を提出し、国から1億1000万円の補助金を受け取っていた問題は、「屋久島ポスト」が11月9日に報じて発覚しました。その後、同町の荒木耕治町長がうその記載を知った後も、その事実を国や県に報告しなかったことなどが判明。11月16日には、この工事に関わる決算を不認定にした町議会・決算審査特別委員会が、問題となった口永良部島の工事現場を視察するなどの動きがありました。さらに、11月19日に予定されていた担当課による町議会の説明も延期となり、事態は混迷しています。
この問題について、今週に私たちが配信した記事をまとめました。
●厚労省はどう判断? 悪質性が焦点に 屋久島町補助金書類うそ記載問題
鹿児島県屋久島町が、同町の水道整備工事で国に補助金の申請をする際に、うその「工事完成日」を文書に記載して補助金1億1000万円を受け取った問題は、補助金を出した厚生労働省の判断が焦点になる。関係者によると、実際に工事が終わったのは2021年8月。屋久島町のトップの荒木耕治町長はうその「工事完成日」が記載されていたことを把握した後、調査報道メディア「屋久島ポスト」(編集・発行:地域メディア・屋久島)の報道で問題が発覚するまでの約4カ月間、「うそ」を放置し続けていた。また、屋久島町では前年度の会計を毎年5月末に閉めるため、この「出納閉鎖」から2カ月以上も前年度の工事が続行していたということにもなる。
厚労省は、補助金を申請する文書にうその「工事完成日」を記載することを容認するのか、しないのか──。
鹿児島県屋久島町が、同町の水道整備工事で国に補助金の申請をする際に、うその「工事完成日」を文書に記載して補助金1億1000万円を受け取った問題を受けて、同町議会の決算審査特別委員会が11月16日、問題となった口永良部島の水道工事の現場を視察する。
鹿児島県屋久島町が、同町の水道整備工事で国に補助金の申請をする際に、うその「工事完成日」を文書に記載して補助金1億1000万円を受け取った問題を受けて、同町議会の決算審査特別委員会の委員が11月16日、問題となった口永良部島の水道工事の現場を視察する。関係者によると、視察には問題の事業を担当した町生活環境課の職員らも同行し、現地で当時の工事の状況などについて説明するとみられる。
町議は、うその「工事完成日」を文書に記載することを、是とするか、それとも、否か──。
●「事実関係わからない」 屋久島町議が現場視察 補助金書類うそ記載問題
鹿児島県屋久島町が、同町の水道整備工事で国に補助金の申請をする際に、うその「工事完成日」を文書に記載して補助金1億1000万円を受け取った問題をめぐり、同町議会の決算審査特別委員会の委員が11月16日、問題となった口永良部島の水道工事の現場を視察した。現地では、整備事業を担当した町生活環境課の職員が工事の状況について説明したが、関係者によると、うその「工事完成日」を記載した点には言及しなかったという。特別委の榎光徳委員長は屋久島ポストの取材に対し、「視察では事実関係が分からなかった」として、今後は工事に関係する文書や写真などを調査して、町議会の12月定例会で報告する方針を示した。
●屋久島町議会特別委のトップも「うそはダメ」 補助金申請書類うそ記載問題
鹿児島県屋久島町が、同町の水道整備工事で国に補助金の申請をする際に、うその「工事完成日」を文書に記載して補助金1億1000万円を受け取った問題をめぐり、同町議会決算審査特別委員会の榎光徳(えのき・みつのり)委員長が11月17日に調査報道メディア「屋久島ポスト」(編集・発行:地域メディア・屋久島)の取材に応じ、町がうその記載をしたことについて「いけないことだと思う」と答えた。工事の決算を審議する特別委のトップが初めてこの問題についての認識を示した。行政を監視する議会は、町がうその記載をした理由や経緯の解明にどこまで迫ることができるのか──。
●うそを書いてもいいの? よくないの? きょう屋久島町議会の全員協議会が開催 補助金書類うそ記載問題
鹿児島県屋久島町が、同町の水道整備工事で国に補助金の申請をする際に、うその「工事完成日」を文書に記載して補助金1億1000万円を受け取った問題をめぐり、町議会は11月19日に全員協議会を開く。工事を担当した生活環境課から初めて説明を受ける。町議の全員が出席する全員協議会で、この問題に対する、それぞれの町議の姿勢が明らかになる。果たして、うその記載を容認するのか、それもとも問題の解明に踏み出すのか──。町行政の監視とチェック機能を担う町議会の対応が注目される。
●「うそ」放置の荒木町長、26日に説明へ 鹿児島県屋久島町・補助金書類うそ記載問題
鹿児島県屋久島町が、同町の水道整備工事で国に補助金の申請をする際に、うその「工事完成日」を文書に記載して補助金1億1000万円を受け取った問題をめぐり、町議会は11月19日に全員協議会を開いた。問題の工事を担当した同町生活環境課が、全町議に対して初めて説明する予定だったが、調査に時間がかかっているとして、説明を延期するよう求め、町議側も了承した。11月26日の臨時議会も中止になったため、再度、同日に改めて全員協議会を開き、荒木町長が説明することになった。