【取材後記】日高町議、しっかり説明してください 不正精算を/編集委員会
「記憶がない」なら自分で調査するのが町議の責務
虚偽の領収書が発行された経緯を取材で尋ねたら、こんな言葉が返ってきました。
「まあ、自由に書いてくださいよ」
屋久島町民の代表である日高好作町議の言葉です。公務出張の旅費精算で虚偽領収書が見つかったのですから、取材だけでなく、一般町民からも事情を聴かれるのは当然なのですが、日高町議はまともに取り合おうとはしません。
そして、ついにはこんな言葉も飛んできました。
「日高好作がやりましたと、書きたいなら、書いてください」
つまりは、「お前たちには何も話すつもりはない」と言いたいのでしょう。
虚偽領収書に加え、家族旅行中に宿泊費と日当なども
ところが、その後の取材で、公務が終わってから家族と一緒に旅行をしていたにもかかわらず、その間も宿泊費や日当、交通費を受け取っていたことが判明。これも事情を聴かねばと、電話やメールで取材をお願いしているのですが、何の音沙汰もありません。
議員としての「身の処し方」はどこへ?
実は、この日高町議。2020年9月25日の町議会で、旅費不正問題を調査する百条委員会の設置に反対した際に、次のような発言をしています。
「私は、議員としての身の処し方というのは、そういうふうに自分で調べて、あるいはまた、ほかの人に見ていただいて、もし間違いがあれば、申し出て正すという形を取るべきだというふうに思っています」
それから2年近くがすぎ、町監査委員が日高町議の不正精算を見つけましたが、日高町議はどんな「身の処し方」をしたでしょう。
「記憶はない」、そして職員への責任転嫁も
まずは「領収書をもらった記憶はない」とだけ言って、虚偽領収書を発行した旅行会社に行って、自分で事実の確認すらしていません。さらには、「出張精算は議会事務局の職員に任せていた」と町職員に責任を転嫁し、自身が関わった不正精算の事実に向き合おうともしていません。
記憶になければ、自分から積極的に調査をするべきですが、これが日高町議の「身の処し方」なのでしょうか。これでは、まるで「私には関係ないことだ」と言っているようなものです。
日高好作議長(当時)が旅費精算書に添付した2枚の領収書。航空券代として、計4万8180円の金額が記載されているが、領収書を発行した旅行会社には販売記録が残されていなかった
責務を果たさず、権利だけ主張する町議
日高町議は私たちの取材に対し、「話すか話さないかは私の権利」だとも言っています。
では、日高町議にお聞きします。ご自身の「話さない権利」はわかりましたが、公人である町議に課せられた「説明する責任」はどうなるのでしょう。公金に関わる問題なので、私たち町民には日高町議から説明を聴く権利があるのです。
自分の責務は果たさず、権利だけを主張して、町民の権利は無視する。それでは、町民の負託を受けた町議会議員としては、失格と言わざるを得ません。
しっかり説明してください、不正精算の経緯を。
誰でも良いので この島を良き方向へ おねがいします
屋久島は厄島になってました。
取材も拒否し、説明責任も逃れているのは
記憶がないのではなく、はっきりと記憶がある証拠です。
このまま、何事もなく収束すると思っているのではありませんか。
有権者、特に貴方の支持者は許しません。
このままでは、不正したカネを返還した人達よりも悪質です。
もう少し人間性を取り戻してください。
子供達には世界自然遺産の島として、誇れる勲章を与えられたが、
最近は、泥棒しても罪にならない島、悪いことをしてもなんのお咎めのないい島、
町のトップや職員が平然と旅費を着服しても、開き直って、居座る島になってしまった。
屋久島はなんでもありの島だな、とんでもない島だと、不名誉な負い目を背負わせる島となった。
日高議員、貴方の子供さんにこれ以上、辛い思いをさせないでください。