【南日本新聞】岩川卓誉氏 <候補者はこんな人> 屋久島町長選2023
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「人口最強論」が原点
【左】岩川卓誉氏の選挙ポスター【右】南日本新聞記事「屋久島町長選 候補者はこんな人」(2023年10月26日付
※著作権保護のため記事本文にモザイク加工をしています)
任期満了に伴う屋久島町長選は12年ぶりに四つ巴の選挙戦となり、前町議の岩川卓誉氏(36)、4期目をめざす現職の荒木耕治氏(73)、クリーニング会社など経営の矢野憲一氏(56)、安房電気利用組合長の小脇清治氏(80)=届け出順=の4人が全町を駆け回り、広く町民に支持を訴えている。
10月29日の投票日を前に、南日本新聞は「屋久島町長選 候補者はこんな人」と題して4人のインタビュー記事を掲載し、各候補の選挙公約や人柄などを紹介している。
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岩川卓誉氏
「旧町時代のしがらみや、前例踏襲のような行政のあり方を変えなければ」
岩川氏は南日本新聞の取材に、「出生数や税収といった数字を見て危機感を抱いていた。旧町時代のしがらみや、前例踏襲のような行政のあり方を変えなければ」と、町長選に立候補した動機を語り始めた。
町役場で11年間勤務した経験から、人がいなければ費用対効果は生まれない、という「人口最強論」が持論だ。高齢化が進む町の現状に危機感を持ち、人口動態を高齢者が多い逆三角形から「各世代のバランスが取れた長方形」にする理想を描いているという。
祖父が旧屋久町議だった影響で政治に興味を持ち、小学生のころから町長になる夢を抱いていたという。長年の念願どおり当選を果たした暁には、「町職員や町民が得意分野で活躍するためのアシストができれば」と、自身が描く町長像を記者に語った。
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