被告町、賠償請求の棄却を求め全面的に争う姿勢 屋久島町営牧場 過重労働死訴訟

yakushima-post

公務災害補償基金、過重労働死と認定 
町、過重労働はなく 死亡は「予見不可能であった」

1回口頭弁論 鹿児島地裁
第1回口頭弁論
屋久島町役場

 20198月に屋久島町営の長峰牧場で町職員だった田代健さん(当時49)が公務中に死亡し、過重労働による公務災害と認定されたことを受けて、田代さんの遺族が屋久島町(荒木耕治町長)を相手取り、慰謝料など約7000万円の損害賠償を求めた民事訴訟――。

 その第1回目の口頭弁論が115日、鹿児島地裁であった。被告の町は、過重労働の実態があったとは認められず、田代さんの死亡を「予見することは不可能であった」などと主張。遺族の訴えに対し全面的に争う姿勢を示し、請求の棄却を求めた。

 田代さんの死因をめぐっては、地方公務員災害補償基金の鹿児島県支部が20232月、長時間の過重労働が原因で発症した心筋梗塞だったとして、民間の労働災害にあたる公務災害と認定。死亡する3日前までの連続勤務が約50日間で、亡くなるまでの半年間で取得した休日が5日だったことなどから、同基金は「通常の日常の職務に比較して特に過重な職務に従事していたものと認められる」と結論づけている。

 次回の口頭弁論は318日に開かれる。

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

  1. 名無しの

    あれだけしかいない職員で仕事まわせばそうなるんじゃないの?

関連記事
これらの記事も読まれています
記事URLをコピーしました