意図的に無効入札 町ルールが機能不全に 屋久島町新ごみ処理施設
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屋久島ポスト – The Yakushima Post
町「営業秘密に関する情報」として非開示 ➡ 一緒に入札したテスコの工事費内訳書は全面開示
工事費内訳書 談合情報で調査対象
川崎技研が入札書と一緒に提出した「工事費内訳書」。屋久島町は全面黒塗りで非開示とした
屋久島町の新ごみ処理施設の建設業者を決める一般競争入札で、落札する意思がない川崎技研(本社・福岡市)が入札への参加を辞退せず、事前公表された予定価格を約15億円上回る無効な入札をした問題――。
屋久島町は3月31日、この入札に関係する公文書を屋久島ポストに開示し、川崎技研が入札の際に提出した「工事費内訳書」について、すべての情報を黒塗りにして全面非開示とした。工事費内訳書は入札書と一緒に提出され、談合情報の提供があった場合などに、入札執行者が詳細に調査する対象となる文書だ。
全面非開示の理由について、町は工事費内訳書が「営業秘密に関する情報」にあたり、開示すると川崎技研の権利や利益を害する恐れがあると説明。一方、川崎技研と一緒に入札したテスコ(本社・東京都)が提出した工事費内訳書については、すべての情報が開示された。
川崎技研が入札書と一緒に提出した「工事費内訳書」。屋久島町は全面黒塗りで非開示とした(屋久島ポストが開示請求した公文書より)
テスコが入札書と一緒に提出した「工事費内訳書」。屋久島町はすべての情報を開示した(屋久島ポストが開示請求した公文書より)
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12月議会で、各議員に配布された業者選定委員会の「審査講評」をお借りしました。
11月24日付の講評の中では、「屋久島町が入札参加者から提案出された入札書の記載された入札価格が、入札書比較価格(税抜き予定価格)以下であることを確認した」と報告しています。
しかしながら、実際には、予定価格以下で入札していたのは「テスコ」だけで、川崎技研は予定価格を15億円上回って入札していました。
議会に虚偽の報告をしていることであれば、議会軽視の極めて大きな問題です。
入札関連の公文書を開示しするにあたり、なぜ、町は川崎技研の情報を黒塗りにする必要があるのかと、疑いたくなります。
この問題をこのまま放置することなく、しっかり調査しましょう。