岩山鶴美町議を刑事告発 鹿児島・屋久島町議アパート廃材焼却問題

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「違法行為であることを明確に認識していた」

目撃町民が証拠写真を添え、廃棄物処理法違反容疑で鹿児島地検に


 鹿児島県屋久島町の岩山鶴美町議(64)が産業廃棄物を廃棄して焼却処分した問題をめぐり、現場を目撃した町民が27日、岩山町議を廃棄物処理法違反(投棄の禁止、焼却禁止)の疑いで、鹿児島地検に刑事告発の告発状を郵送した。
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産業廃棄物が焼却された現場には、燃え残った畳や廃材などが放置されていた(2021年1月5日、屋久島町安房)=町民提供


 告発状によると、岩山町議は20209月~20211月の間、屋久島町安房にある親族の私有地で、自身が所有する賃貸アパートのリフォーム工事で出た産業廃棄物(畳や建材など)を廃棄して焼却処分し、燃え残った廃棄物を長期間にわたって放置。一方、20199月の町議会一般質問で、岩山町議自身が「不法投棄は犯罪に当たる」と指摘したうえで、ごみのポイ捨てや不法投棄を抑制する条例をつくる提案をしており、「産業廃棄物の投棄や焼却処分が違法行為であることを明確に認識していた」としている。
トリミング)2.令和3年1月5日現場②-1
廃棄物が燃やされた畑には、燃え残った金属片や畳などが放置されていた(2021年1月5日、屋久島町安房)=町民提供


 岩山町議が産廃を廃棄して焼却処分した問題は、調査報道メディア「屋久島ポスト」が21日に初めて報道し、その後に複数の続報を配信。岩山町議が警察の捜査を受けたことを認めたうえで、罰金命令ではなく「検察から注意を受けた」と説明する一方、過去に廃棄物の投棄や焼却で罰金命令を受けた町民からは、「捜査機関の判断は不公平」との声が出ていることなどを報じた。

 それらの報道を踏まえ、告発状で町民は「(岩山町議は)廃棄物の投棄と焼却が『違法行為』」だという認識がありながら、『魔が差して燃やしてしまった』と述べている」として、岩山町議による産廃の廃棄と焼却は「より悪質だ」と主張。「町民の模範となるべき町議会議員」として許すことはできず、告発するとしている。
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岩山鶴美町議が廃棄した産業廃棄物。賃貸アパートのリフォーム工事で出た廃材が山積みされていた(2020年9月14日、屋久島町安房)=町民提供


 町民は廃棄物が放置された現場に加え、焼却処分された跡も確認し、二度にわったって撮影した現場写真などを証拠として提出した。

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