【やくしま無責任語録】(1) 町長の嘘を信じ、住民を脅かす無責任発言の王者/岩山鶴美町議
荒木町長の旅費着服を証言した住民に「名乗り出られるのか」→実は町長は約200万円も着服
(この連載は随時掲載します)
補助金不正請求や出張旅費着服などの問題が絶えない屋久島町。数々の不正や不祥事が起こっても、町幹部らが説明責任を果たさない状況は、この町が地方自治体の体をなしていないことを物語っている。そして、その背景にあるのは、町幹部や町議らが続ける無責任な発言だ。この連載では、屋久島町政を歪める数々の発言を【やくしま無責任語録】と題して紹介する。
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無責任発言の王者
屋久島町議会の議事録から「無責任語録」を拾い上げたら、この人の右に出る者はいないだろう。数々の問題発言を連発して止まない「無責任発言の王者」岩山鶴美町議である。
たくさんありすぎて、どれから書けばいいのか迷うが、今回は出張旅費着服を否定した荒木耕治町長の虚偽答弁を信じ込み、その着服を証言した住民を議会に引きずり出そうとした、あの議会発言を紹介する。
「その証言者が名乗り出られるのか。発議者(の町議)が連れて来られるのか」
荒木町長の旅費着服問題などをめぐり、2019年の12月議会で提案された不正調査の百条委員会設置案に対する反対討論だ。しかし、その後に町長の答弁は嘘だったことが判明。結果的に着服額は約200万円となり、岩山町議の討論はまったく検討違いの発言となった。
空港では不正を証言した「犯人捜し」
実はその半年以上も前から、荒木町長の高齢者割引を悪用した旅費着服は、知る人ぞ知る話だった。屋久島空港で普通運賃の航空券を払い戻し、格安の高齢者割引で買い直して、その差額を着服する。その様子を空港内で複数の住民が目撃し、それが町議や新聞記者らに伝わり、町議会で指摘されたのだ。そして、空港内では「犯人捜し」が始まり、多くの職員が姿を消した。
厚顔無恥な議員活動
そんな事情を知ってか知らぬか、岩山町議は証言した住民に対して、自信たっぷりに「名乗り出られるのか」と迫り、百条委を発議した町議には「(議会に)連れて来られるのか」と挑発。その後に住民の証言が事実だったことがわかっても、岩山町議は議会で頑なに荒木町長を擁護し続けており、まさに厚顔無恥を地で行くような議員活動である。
住民には恐怖「議会に引きずり出される」
視点を証言した住民に移すと、岩山町議の発言は脅しに映っただろう。そして、もし町の不正を見たり聞いたりしても、その住民は「議会に引きずり出されるくらいなら、もう二度と証言しない」と思うに違いない。
その意味で、この「名乗り出られるのか」という発言は、住民のために存在する町議会の信用を根底から崩すものだ。このような発言をしておきながら、証言した住民に謝罪することもなく、平然と町長を守る発言を続けられる岩山町議には、いますぐにでも議員バッジを外してほしい。
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【動画】荒木耕治町長の出張旅費着服問題などについて調査する百条委員会の設置案に対して、反対討論する岩山鶴美町議(2019年12月17日、屋久島町議会)
■百条委員会設置に対する岩山鶴美町議の反対討論(2019年12月17日)
その証言者が名乗り出られるのか。発議者(の町議)が連れて来られるのか。
その証言内容の信憑性を検証できないであろうと思う。
議会が振り回されるのは適切ではないので、反対する。
■やくしま無責任語録・記事一覧
厚顔無恥、まさしく、この人の議員としての言動に当てはまる言葉です。
議員として大した知識もなく、自分の言ってることが正論だとばかりに確信的に発言する様は、思い起こしても滑稽です。
議員経験も2期目ともなれば、下手な発言は許されません。
今後は資料も調べ、勉強もして、自信を持って発言するようでなければなりません。
率先して発言して、恥じを晒すことはありません。
何の発言もなく4年間を過ごせる議員もいることですから、、、
この町議も町民に選ばれた
根本的に屋久島町民の投票行動を1からレクチャーしなければ いつまでもこのような町議が湧いてくる
やはり屋久島町は町長以下全町議を解任し4~5年鹿児島市政に預けて再生を計らなくてはいけないと思います
それが叶わないなら 町から出て行きます
町を出て行くことだけは、思い留まって下さい。
貴方のように、町政に関心を持って批判する人がいなくなれば、益々救いようのない町になります。
今の状態は町の体質として染み込んでいます。
一朝一夕では改善できるものではありません。
トップを代えなければ変わりません。
岩山鶴美町議って「自分で言っていいのか、悪いのか判断できない御仁」です。
いい年こいて町議の椅子に座っ、不正町長らの擁護にまわり、挙げ句は町民に敵視発言の数々…。
「身の程知らず、無責任」
町長らを擁護するために町議になられたんでしょ?
公金着服した町の幹部らにも、それを必死に庇う町議らへも手当支給できる屋久島町は、
財政的にまだまだ余裕がおありなんですね。
町の金も自分の金と認識してるのが町政を好き勝手にしてるんだから
救いようがないです。
議員定数は種子島と屋久島の熊毛1市3町の中で、屋久島町が16名で一番多数です。
最も人口が多い西之表市の市議会でさえ14名になっています。
屋久島町は議員定数の削減が急務になっており、12名に減らす案が出ていましたが、町議会の協議で反対者が多くて実現しませんでした。
もし実現していたら、前回の議員改選では、13~16番の当選者4人が落選していました。
その4名は定数削減に反対しており、そのお陰で自分自身を救った4名です。
次の選挙から12名にするように、議会議員としての良識を発揮して、削減をお願いしたいものです。
屋久島町議会には無駄な議員が多過ぎます。
無駄な議員、岩山鶴美さんはじめ不正擁護派の方々ですね。
または自ら着服した岩川俊広さん、日高好作さん等です。