【取材後記】頭が痛い荒木町長の〝宿題〟 屋久島町長交際費・住民訴訟
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								8年間に計73万円、今年度は全弔慰金の9割強が職員や町議の親族に
町長交際費要綱、支出対象に職員らの親族は含まず

屋久島町役場
屋久島町の荒木耕治町長が自身の裁量で使える町長交際費から、職員や町議の親族が亡くなった際の供花代や香典の弔慰金として、2017~2024年度の8年間に計約73万円を支出していたことが2月15日、屋久島ポストの取材でわかった。
町長交際費を支出できる対象者は、交際費の支出基準を定めた町の要綱で決められているが、職員や町議の親族は対象になっていない。それにもかかわらず、2024年度については、町長交際費から支出した弔慰金16万6210円のうち、その9割強となる15万5000円が職員(公民館長1人を含む)の親族に対する供花代だった。
町総務課は取材に対し、町長交際費の支出先として問題がないかどうか、今後検討するとしている。
■町長交際費の要綱
https://en3-jg.d1-law.com/yakushima/d1w_reiki/H503902500128/H503902500128.html