屋久島ポストが受賞 日隅一雄・情報流通促進賞 奨励賞

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屋久島町の補助金不正や出張旅費不正の調査報道を高く評価

「機能不全になっている地方自治のあり方を明らかにする情報発信」

鹿島代表「地域行政を監視する全国のモデルケースに」

612日に東京で表彰式

創刊1カ月3
補助金不正請求事件の取材で、荒木耕治町長(左)に行政文書を見せて質問する屋久島ポストの鹿島幹男代表(2021年12月1日、屋久島空港)

 屋久島ポスト(鹿島幹男代表)の活動と調査報道が評価され、賞が贈られた。贈られたのは、日隅一雄・情報流通促進賞2022の奨励賞。「市民が主人公になる社会」の実現に向けて、表現の自由や情報公開、国民主権の促進などの活動を支援する日隅一雄・情報流通促進基金(事務局:東京都新宿区)512日に発表した。表彰式は612日に東京都内である。

 選考委員は、作家の落合恵子、情報公開クリアリングハウス理事長の三木由希子、メディア総合研究所事務局長の岩崎貞明の3氏。

 受賞理由は「情報公開制度を活用して、機能不全になっている地方自治のあり方を明らかにし、ブログという誰でも簡単に利用できるツールを使い、問題解決のために情報発信を行う取り組みは、公正な情報の流通・促進をはかる活動を表彰する本賞の対象にふさわしい」とされ、屋久島町の補助金不正請求事件や出張旅費不正問題などの調査報道が高く評価された。

 鹿島代表は受賞について「小さな町や村にマスコミの目が届くことは難しく、行政を監視するには、住民が自分たちの力で活動するしかありません。その意味で、今回の受賞は今後の調査や取材を続けるための大きな励みになり、将来的には、私たちの情報発信の形が全国の地域社会のモデルケースになることを願っています」としている。


【動画】日隅一雄・情報流通促進賞

 同基金は、日米沖縄密約の文書公開訴訟や、天皇等の戦争責任を問う民衆法廷に関するNHK番組の改変事件訴訟など、市民の知る権利を守る活動を続けた故日隅一雄弁護士(享年49)の遺志を引き継ぐため、2012年に設立された。弁護士や大学教授、作家、メディア関係者らが中心になり、2013年から同賞での表彰を始め、数多くの個人や団体の支援を継続。毎年1回、日隅氏の命日にあたる612日に表彰式を開催している。

〈屋久島ポスト 受賞理由全文〉

 町役場の公文書を開示請求する手法で調査と取材を継続し、国から1500万円の返還命令を受けた補助金不正請求事件などの問題を報道しました。マスメディアの目が届きにくく、同調圧力の働きやすい小さな自治体の地域政治に対し、健全な緊張関係を住民と政治にもたらすためには行政監視活動は欠かせません。情報公開制度を活用して、機能不全になっている地方自治のあり方を明らかにし、ブログという誰でも簡単に利用できるツールを使い、問題解決のために情報発信を行う取り組みを評価しました。


以下は各受賞者(敬称略)

<大賞>(副賞50万円)

・藤目ゆき(書籍「占領軍被害の研究」執筆活動)


<奨励賞>(副賞30万円)

・屋久島ポスト(共同代表鹿島幹男、屋久島町政をめぐる一連の調査報道活動)

・三上智恵(沖縄スパイ戦に関する一連の映画製作・書籍制作・報道と講演等の活動)


<特別賞>

・竹信三恵子(書籍「賃金破壊」の執筆活動)

・前川喜平(書籍「権力は腐敗する」の執筆と講演活動)

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  1. 石田尾さんに

    この評価が伝わるのでしょうか?

  2. 是是非人

    伝わるわけないでしょう。
    知見のない議長さんには。

  3. 辛口

    3.脱け殻議長
    魂を売った脱け殻議長です。
    他人の忠告など耳に入りません。

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