森山事務所で国会議員に贈答【荒木町長インタビュー】(上) 屋久島町長交際費問題
新庁舎やフェリー太陽Ⅱの補助金で相談
「必ず『おいしい焼酎があるよね』と言われる」
【上】国会議事堂(Wikimedia Commons より)
【下左】屋久島町の荒木耕治町長【下右】総建造費18億円で完成した町営船「フェリー太陽Ⅱ」(499t)
屋久島町の荒木耕治町長が自身の裁量で支出できる交際費を使い、過去5年間に約370万円分の贈答品を国会議員や鹿児島県知事らに贈っていた問題。なぜ、荒木町長はこれほど高額の贈答を続ける必要があったのか――。
この交際費問題の取材を進めるなかで、屋久島ポストは屋久島町役場の町長室を訪ね、その理由などを荒木町長から聴いた。その主な内容を2回にわたって紹介する。
常識的な贈答額は「1回に2~3万円」
屋久島ポスト:交際費の支出基準を定めた町の要綱では、贈答の金額について「社会通念上妥当と認められる額」とあるが、町長はいくらが妥当だと考えているのか。
荒木町長:常識の範囲だと1回に2~3万円ぐらいだと思う。
屋久島ポスト:ほかの地方自治体の贈答例を見たことがあるか。
荒木町長:それは、ない。
屋久島ポスト:ほかの自治体は1回に5000円前後で、高くても1万円ほどが多い。
荒木町長:うちの場合は慶弔が多い。あとは姉妹都市など自治体間の交流で定期的に贈っている。
荒木耕治町長が森山裕衆院議員の事務所に贈った焼酎「三岳原酒」。過去5年間に約140本を森山事務所に送付していた
相談した国会議員たちは「三岳を知っている」
屋久島ポスト:森山裕衆院議員への贈答が多いと聞いている。少なくとも50万円分ほどを贈っているようだが、その理由は?
荒木町長:森山事務所1カ所に贈っているので、そう見えるが、そこから他(の国会議員)に(贈答品が)行っている部分もある。
森山事務所に送ると、そこに(国会議員の)先生がいらっしゃって、私が世話になった人にそこで渡してもらっている。
なぜ焼酎かというと、やっぱり国会議員は「三岳」を知っている。私が行くと「おいしい焼酎があるよね」と必ず言われる。そうすると、私も贈らないといけないのかな、という気持ちになる。こちらからお願いごとや相談ごとをする時でも、そうなるので、数が多くなる。
森山裕衆院議員が事務所を構える国会の議員会館(東京・永田町、Wikimedia Commons より)
補助金の相談で国会議員に焼酎でお礼
屋久島ポスト:主な贈答理由を「町産品のPR用」と説明しているが、PRであれば、交際費ではなく別の予算ではないのか。
荒木町長:例えば、この(町役場)庁舎を建設するために補助金をもらう時に、いろいろな(国会議員の)先生方にお世話になっている。PRだけじゃなくて、そういう意味合いもある。
フェリー太陽Ⅱを造る時も、そういった関係者にお世話になっている。私が森山事務所で(国会議員や関係者と)会うことが多いので、そこで話しをして、お礼にという形で1本か2本を「やってください」みたいな話になる。
(贈答品は)東京・永田町の議員会館にある森山事務所に送っている。
■屋久島町長交際費問題の記事一覧
旅費の不正の時もそうであったように、この町長は、あとでバレる嘘をはっきりと付く人だというのは証明されています。
森山事務所に、インタビューのやり取りを送って事実確認をして、コメントを求めてみてください。
かなりの部分で創作があると思います。
国会議員としての名誉にも関わります。
町長、ご本人の言っている事が事実であれば、こんなタカリ根性のある国会議員が良い仕事ができるはずがありません。
森山議員はそんな人物ではないと思います。
この交際費の議案は令和3年3月議会で増額の提案があり、その理由を総括質疑した関係もあり
興味を持っていました。
真辺議員の一般質問も傍聴に行きました。
しかし、町長、副町長、二人の答弁は、ポストの記事とはかなりの齟齬を感じました。
反省や見直す等の言葉はなく、寧ろ開き直りとも取れる言葉でした。
喉元過ぎれば、熱さを忘れる。の言葉通り、この人のいつもの対応です。
「確認しましょう」さんのコメントにあるように、最後まで追及して正しい行政を求めて行きましょう。
及ばずながら、私も協力いたします。
姉妹都市へは勿論公費で送ったのだから、公費で返礼品が来てますよね。公表して下さい。
陳情には贈り物が必要ということですね!
「私が森山事務所で(国会議員や関係者と)会うことが多いので、そこで話しをして、お礼にという形で1本か2本を「やってください」みたいな話になる」
ここから察すると森山議員から催促されたってこと?
国会議員は贈り物をしないと、国民のために働かないというふうに捉えられます。
この文言をそのまま森山議員に確認してもらえませんか?
今後のためにも、ぜひ真意を聞きたいものです。