意図的な無効入札 町議が川崎技研に質問状 屋久島町新ごみ処理施設建設
「なぜ入札を辞退せず、15億円超の入札をしたのか?」
予算案の採決2日前の3月22日期限で回答要請
屋久島町が公開した新ごみ処理施設の完成イメージ図(町報やくしま 2023年2月号より)
屋久島町の新ごみ処理施設の建設業者を決める一般競争入札で、落札する意思がない川崎技研(本社・福岡市)が入札への参加を辞退せず、事前公表された予定価格を約15億円上回る無効な入札をした問題――。
この問題を調査している真辺真紀町議ら議員3人は3月12日、川崎技研の本社に質問状を送付し、意図的に無効な入札をした理由について説明を求めた。町に対して、同施設の建設費が計上された新年度予算案を審議する3月議会中に、同社への聴き取りを要請していたが、荒木耕治町長が「約束できない」と答弁。それを受け、「疑義を払拭しなければ予算審議ができない」として、予算案が採決される2日前の3月22日を期限に回答を求めている。
川崎技研への聴き取り調査について、3月議会の最終日までに実施できるか否か「約束できない」と答弁した荒木耕治町長=手前右(2023年3月7日、屋久島町議会、議会中継モニター画面を撮影)
町民から「何の目的で入札したのか?」と疑問の声
真辺町議、渡辺千護町議、小脇淳智郎町議の3人が内容証明郵便で送付した。
質問状ではまず、2社のみが参加した入札で川崎技研が意図的に無効な入札をした結果、価格競争がないまま落札業者が決まり、町民から「いったい何の目的で(川崎技研は)入札したのか?」という疑問の声が寄せられていると説明。それを受け、公正取引委員会に見解を求めたところ、「競争が働いたとは言い切れない」「なぜ予定価格を超える入札をしたのか、業者に事情を聴く必要がある」と言われたとして、「公取委から指摘された疑義を払拭できないままでは予算案を採決できない」と訴えた。
質問は1点で次のとおり。
「予定価格が事前公表され、その予定価格を超える入札は無効になると知りながら、なぜ入札を辞退せずに参加して、15億円超の入札をしたのでしょうか?」
価格競争ないまま落札率99.5%
問題の入札は昨年11月に実施され、川崎技研とテスコ(本社・東京都)の2社が参加した。
事前公表された予定価格(税抜き)の24億6100万円に対し、川崎技研はそれを約15億円上回る39億5000万円で入札。予定価格を超えた入札は無効になることを知ったうえで、意図的に高額の入札をして、自ら競争することを放棄した。一方、テスコは予定価格とほぼ同額の24億4870万円(落札率99.5%)を提示し、価格競争を一切することなく建設業者に選ばれた。
荒木町長、3月議会中の聴き取り「約束できない」
その入札に公取委が疑問を呈したことを受けて、真辺町議らは町に対し、町議会3月定例会が開会する3月7日までに川崎技研への聴き取りを要請。だが、同日までに調査はされず、荒木町長は議会最終日となる3月24日までの聴き取り実施について、「できるかどうか約束できない」と答弁していた。
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これだけ疑義のある重要な予算案に原因を探るべく反対した4人の議員には、当然の事とは言え敬意を表したい。
何事も無いかの如く、問題意識も無く只漫然と賛成した議員諸君には、議員としての資格を疑いたくなる。
貴方方が確りしないから、次から次と不祥事の起こる自治体になっているのではありませんか?
立候補時点の初心に帰りましょう。
町の未来は貴方達次第です。
一般競争入札として問題ないというのであれば、議会の開会中に、予定価格を超えて入札した理由は答えられるはずである。
時間がかかるのであれば、その理由を考え出すのに困っているのだろう。
議会開会中に回答がなければ、今後、どのような展開になるのか?注目である。
もう結果が、決まっていた入札だったのでしょう。
問題にもされない。
水面下で話が出来上がている。典型的な出来レースのケースに思えてならない。