取材後記

【取材後記】迷走する岩山発言 罰金刑を「覚悟」したのに「びっくり」 屋久島町議アパート廃材・投棄焼却事件

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20221月「産廃を燃やした」「罰金を覚悟した」2023年8月 違法性の認識なく罰金に「びっくりした」
取材後記20230910
【動画】2022年1月に屋久島ポストの取材に「産業廃棄物を燃やしたのは事実」と言った岩山町議は、2023年8月の全員協議会で「一般廃棄物の木くずを燃やした」などと、過去の発言と矛盾する説明をした


 
こんな人が、屋久島町民の代表である町議会議員でいていいのだろうか。

 廃棄物の不法焼却で50万円の罰金刑を受けた岩山鶴美町議(66)が8月28日、全員協議会で初めて事件の経緯について説明したが、その後の囲み取材で発した言葉に愕然とした。自身の不法焼却について、記者から「法律違反になる認識はなかったということか?」と問われ、岩山町議がこう即答したのだ。

「そうですね、びっくりしました。最初は注意で、その後にこういう結果(有罪)が出るということが一番、本人がびっくりした次第です」

 この発言どおりだとすれば、岩山町議は違法性の認識がないまま、自身が経営する賃貸アパートのリフォーム工事で出た廃材を燃やしたことになる。だが、2022127日に屋久島ポストが取材した際に、それとは正反対の説明を岩山町議はしていた。

罰金は覚悟していました」

産業廃棄物を私が燃やしたのは事実です」

 そして、焼却現場に焦げた畳などが放置されていたことを指摘すると、岩山町議は「だから、いけなかったってことですよ」と、自身の焼却処分が違法行為であることを認めていたのだ。


20199月議会で「不法投棄は犯罪」「決して許されない行為」

 さらに20199月の町議会一般質問で、岩山町議はこんな発言もしている。

「そもそも、不法投棄というのは犯罪に当たるんですね。法律で禁止されていて、決して許されない行為のはずなんです」

 これらの発言を踏まえれば、岩山町議は廃棄物の投棄や焼却が違法行為であることを明確に認識していたことになる。

 それなのに、なぜ8月28日の囲み取材で、有罪になったことに「びっくりしました」と即答したのだろうか。ご本人に理由を尋ねたいところだが、岩山町議は「屋久島ポストさんに話すことは何もない」と言うばかりで、取りつく島もない。公人である町議の説明責任はどこに行ったのかと批判が出ても、岩山町議はどこ吹く風で、町民の税金で設けられた議員控室のソファーでゆったりくつろいでいる。

嘘つく町議は子どもに悪影響

 違法の認識があったのか否か。岩山町議の内心を知る由はないが、ただ一つ、はっきりと言えることは、岩山町議が嘘をついているということだ。

 そして、世界自然遺産の屋久島で育つ子どもたちに対して、ごみを屋外で燃やしたり、嘘をついたりすることは「決して許されない行為」であることを教えるためにも、岩山町議は速やかに議員バッジを返上すべきである。


【動画】2022年1月に屋久島ポストの取材に「産業廃棄物を燃やしたのは事実」と言った岩山町議は、2023年8月の全員協議会で「一般廃棄物の木くずを燃やした」などと、過去の発言と矛盾する説明をした

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  1. 楽になりましよう

    違法性をしっかり認識して居るにも関わらず、罪を犯した事は、町議会議員として決して許される事では有りません。。
    今後どの顔して、議会に出席するのか?
    街中を歩くのか?
    辞職して私人に為りなさい。
    責任を取ったと言う事て世間は許して呉れると思います。

  2. 確信犯じゃないですか

    バレなきゃ良い
    誤魔化せば良い
    しらを切れば良い
    など、屋久島行政の縦社会が生み出した傲慢さが根元なのでは?
    町民、町議、職員の意識改革は可能だろうか。
    岩山議員を擁護されてたコメントがありましたが、形はどうあれ岩山議員の責任は免れないと思います。

  3. こっちが

    ビックリだわ

  4. どうかしている

    この議員はどうかなっているとしか思えない。
    面の皮の厚さを競うコンテストでは、ダントツのチャンピオン間違いなしです。

  5. 有権者1

    このくらいの図太さと神経なければ務まらないんですね。
    自分からポイ捨て禁止条例を提案しといて、後から自分で不法焼却してるんですよ。
    常識では考えられません、まともな人には。
    前科付いた屋久島町議、勧告など屁の河童ですよ。

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