「いつ何を贈ったか覚えていない」森山衆院議員への個人的な贈答 屋久島町長交際費・住民訴訟
荒木町長、3期12年で個人的な贈答の送り状は2枚のみ 森山事務所宛
領収書もなく 個人贈答 継続の立証は困難に
【左上】屋久島町の荒木耕治町長【中央上】国会議事堂(Wikimedia Commons より)【右上】森山裕衆院議員(Wikimedia Commons より)【下】荒木町長が贈答した焼酎「三岳原酒」
屋久島町の荒木耕治町長が交際費で国会議員らに高額な贈答をしたのは違法な支出だとして、同町の住民が町を相手取り、荒木町長に贈答で使った約200万円を賠償請求するよう求めた住民訴訟――。
荒木町長が、町長に就任したのちに自民党の森山裕衆院議員(鹿児島4区)に続けたとする個人的な贈答について、「いつ何を贈ったかはあまり覚えていない」と説明していることが、訴訟関係者への取材でわかった。森山衆院議員への個人的な贈答の有無を裁判官から問われた町が、9月21日付で鹿児島地裁に提出した準備書面で明らかにした。
裁判官「個人的な贈答を町からしているとしたら問題」
荒木町長は2011年10月に初当選したのち、3期12年にわたって屋久島町長を務めているが、町長に就任する以前から、森山衆院議員を含めた国会議員らに対して「個人的なつき合いで私的な贈答」を続けていたと、2022年9月の町議会一般質問で答弁している。
それを踏まえ、同地裁の裁判官が9月12日の口頭弁論で、森山衆院議員への個人的な贈り物を「もし贈答したことがあれば、どんな目的で贈ったのか」と質問。さらに、「個人的な贈答を町からしているとしたら問題だと思う」と指摘した。
町長就任後、個人的な贈答「家の住所から個人名で送っていた」
裁判官の質問に対して町は準備書面で、荒木町長が9月14日に町指定代理人の聴き取りに「町長になってからも家の住所から個人名で送ってはいたが、いつ何を贈ったかはあまり覚えていない。送り状もとっていないと思う」と答えたと報告。加えて、荒木町長が翌9月15日に「探したところあった」として、2枚の送り状を示したと説明した。
荒木耕治町長が自宅から森山裕衆院議員に個人的な贈答をした際に発行されたとする送り状
贈答2回、森山事務所に「詰め合わせ×1」と「果物」
町が証拠提出した送り状によると、荒木町長は2020年1月20日に「詰め合わせ×1」を東京・永田町にある森山事務所の「森山裕様」宛に贈答。続いて同年8月28日には、森山衆院議員とは下の名前が違う「森山●●様」宛に「果物」(マンゴー)を贈っており、差出人の住所はいずれも荒木町長の個人宅だった。
荒木耕治町長が自宅から森山事務所に個人的な贈答をした際に発行されたとする送り状。宛名の下の名前が森山裕衆院議員とは違っていた
裁判官からの質問を受けて、荒木町長は個人的な贈答を森山衆院議員に続けている証拠を示す必要があった。だが、贈答した送り状が2枚のみで、本人の記憶もあいまいで領収書もないことから、個人的な贈答の継続を立証するのは困難になったとみられる。
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苦し紛れの言い訳では裁判所は胡麻かされません。
法務事務相談員がバックに居るんですから、もっと上手な申し開きがありそうなものです。
言い逃れも万策尽きた感じですねー
無理も有りません、全てが、やりたい放題の結果です。
さて次の秘策(言い訳)は考えているのでしょうね(笑)失礼
こうなっては何がなんでも次の選挙に勝たねばならない(勝てば官軍)ですから~
皆さん!無効票には気をつけましょう
法務事務専門員、さぁ裁判官相手にどんな秘策を出すやら。
なまじ同員など居なかった方が町には良かった気がしますね。荒木町長にしてもです。
同員のお陰で話が拗れなかったケースはどのくらいありますか。
記憶に答弁に対応全てが、その場しのぎです。
法務事務専門員って訴訟負けたりしても委託期間は全うですか?
議員削減と併せて、この要職も解除したら良いと思います。