【速報】代船運航1回340万円、12~3月で計1億7340万円に フェリー屋久島2運休問題

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12~3月4カ月間の代船運航費、340万円×51回1億7340万円

町、2月6日の臨時議会に5790万円追加の予算案を提出へ

【左】代船の業務委託費として1億1550万円を盛り込んだ補正予算案について説明する屋久島町の荒木耕治町長(2024年12月20日、屋久島町議会YouTubeチャンネルより)【右上】故障で無期運休中の「フェリー屋久島2」(折田汽船ウェブサイトより)【右下】代船の貨物船「ぶーげんびりあ」(鹿商海運ウェブサイトより)

 屋久島町と鹿児島市を結ぶ「フェリー屋久島2」(折田汽船)が故障で無期運休となっている問題をめぐり、町が昨年12月~今年3月に負担する代船運航費が、合計で1億7340万円になる見込みであることが2月4日、町政策推進課への取材でわかった。町が代船の運航業者と交渉した結果、当初の運航1回550万円が340万円に減額。運航回数は4カ月間で計51回になる予定だという。

 これまで町は、12月~1月までの代船運航費として、1億1550万円の予算を計上。2月6日に開かれる臨時議会で町は、さらに5790万円の「船舶運航及び荷役業務委託費」を盛り込んだ補正予算案を提出して、代船運航費の総額を1億7340万円とする。財源は前回と同じく、町の「貯金」にあたる財政調整基金を切り崩して確保する。

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