【読者の声】「人の命は荒木町政より軽いのか」 屋久島町営牧場 過重労働死問題
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屋久島ポスト – The Yakushima Post
和解案 提示受け入れをめぐり町側で意見に相違 → 地裁、提示を8月末から10月中に延期

【上左】屋久島町営長峰牧場の衛星写真(Google Earth より)【上右】鹿児島地裁(裁判所ウェブサイトより)【下】屋久島町役場
2019年8月に屋久島町営の長峰牧場で町職員だった田代健さん(当時49)が公務中に死亡し、過重労働で心筋梗塞を発症したことによる公務災害と認定されたことを受けて、田代さんの遺族が屋久島町(荒木耕治町長)を相手取り、約7000万円の損害賠償を求めた民事訴訟――。
この訴訟で鹿児島地裁が10月中に和解案を示すことが10月8日、訴訟関係者への取材でわかった。
これまで同地裁は8月末をめどに和解案を示す予定だったが、町側の内部で意見に相違があったために提示を延期。10月7日に町側に確認したところ、和解案の提示を受け入れる旨の返事があったという。
次回期日は11月25日で、遺族と町の双方が和解案に対する方針を示す予定。