【取材後記】不正続く「無法地帯」の町政 鹿島幹男/編集委員会代表
出張旅費不正から続く負の連鎖
2年前に発覚した荒木耕治町長の出張旅費不正に始まり、いま取材している補助金の問題も踏まえ、荒木町長に対して感じるのは、次のことです。
倫理観のなさ。
法律やルールを守るという「コンプライアンス」意識の低さ。
そして、不正の原因を究明して、再発防止策を講じる「リスクマネージメント」力の欠如です。
うそで着服を隠し、発覚2年でも監査終わらず
出張旅費不正では、当初、荒木町長はうその答弁で不正の事実を隠し、報道に追及される形で謝罪に追い込まれました。しかし、発覚から2年近くが経った今でも、精算書に添付された架空領収書の問題など、一連の不正に対する監査は終わっておらず、その全容は未だにわっかっていません。
うその報告知っても国に伝えず
さらに、今回の補助金問題では、荒木町長は、うその「工事完成日」を国に報告したことを知ったあとも、その事実を国や鹿児島県に報告せず、約4カ月間にもわたって放置していました。私たちの報道がなければ、この補助金不正は公になることはなく、荒木町長は何ら対策を講じることはなかったでしょう。
不正を「しない風土」と「させない仕組み」を
人はときにミスや間違いをするものです。その前提に立って、荒木町長はじめ町役場の幹部には、不正を「しない風土」の醸成と、不正を「させない仕組み」の強化を求めたいと考えています。そして、まずは荒木町長や町幹部が自ら襟を正すことが求められます。さらに、いま一度、真摯な姿勢で職場に身を置き、透明性や健全性の意識が高い職場づくりに取り組んでもらいたいと思います。
法律や条令を守らない町政
地方公共団体である屋久島町役場は、私たちの税金で運営され、法律や条令などのルールに従って、私たち町民のために仕事をする機関です。それなのに、大切な税金を着服したうえ、その事実をうそで隠蔽したり、国にうその報告をして補助金を受給したり・・・・・・。これらをみれば、屋久島町役場は「無法地帯」のようです。
不正の事実を公にします!
こんな、うそと不正が続く町政は、一刻も早く終わってほしいと思いませんか? それには、町役場に潜む不正の事実を公にする必要があります。
私たちは、市民による、市民のための報道を続けていきますので、どうか、ご理解とご支援をお願いいたします。
また、皆さまには、日々の暮らしのなかで、「これはおかしい」「これは不正ではないか」といった情報をお寄せいただければ幸いです。
不正のない安心で安全な屋久島町になることをめざします。
【情報提供のお願い】
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