【視点】司法の力に頼り続ける屋久島町の悪循環
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屋久島ポスト – The Yakushima Post
清掃活動の人件費やごみ廃棄費などは総事業費の13% ➡ 残り1474万円は広報活動の動画・観光パンフ制作などに支出
【左】JTBパブリッシングが屋久島町に提出した見積書。町が開示する際に内訳をすべて黒塗りして全面非開示にした【右】海底清掃の広報として、屋久島町が制作したユーチューブ動画の一場面
全国から寄せられた「ふるさと納税」の寄付金1700万円を活用して、屋久島町が2022年度に実施した海底清掃を主体とする環境保全事業で、3日間の清掃活動に支出した人件費や漁船チャーター代、ごみ廃棄費の合計が約226万円だったことが12月15日、町観光まちづくり課への取材でわかった。
総事業費約1700万円のうち、残りの約1474万円は主に海底清掃活動を広報する動画や観光パンフレットの制作などに支出。そのなかには、清掃活動の「コーディネート費」や「管理費」なども含まれるとみられるが、直接的に清掃活動の実費として支出されたのは、総事業費の約13%だった。
屋久島ポストは町に情報公開請求をして、全支出の詳細な内訳を開示するように求めたが、町は事業を請け負った旅行大手JTBの関連会社「JTBパブリッシング」の「営業秘密の関する情報」だとして、同社が提出した見積書の内訳を全面黒塗りで非開示としている。
次のふるさと納税協力者に対する広告宣伝に、多額の費用を充てるのは、極当たり前の事
と、副町長が答弁していましたね。
そういうものなのか?実際どうなのか?
隠さないで内訳を全て開示して欲しいですね。
環境保全プロジェクトを実行するにはこのような費用がかかります。と
自治体というのは特別な技術、特許、派生する利益などない限り随意契約などしないと聞いていますがますが、さてその経緯や契約に至る理由くらいはきちんと説明してくれよと思うのは私だけでしょうか?
全国から寄せられた貴重な財源だと思うんですけど、こんな雑な仕事なかなか例を見ないと思います。
副町長の答弁が事実であれば、何も黒塗りにしないで堂々と内訳を開示するのが当たり前です。
後ろめたさがある証拠です。
企業に食い物にされるようでは、安心して行政を任せられません。