森山衆院議員への贈答は「屋久島ポストの想像」 町長答弁に抗議 屋久島町長交際費問題

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荒木町長、取材に「東京・永田町の森山事務所に贈っている」 議会では一転「それは屋久島ポストの想像」と否定

屋久島ポスト、事情説明を求める要請文を送付

【動画】屋久島町議会の一般質問で、屋久島ポストの報道を否定する荒木耕治町長(2022年9月13日)=前半(屋久島町議会YouTubeチャンネルより)。事前取材で森山衆院議員への贈答を認める荒木耕治町長=後半


 屋久島町の荒木耕治町長が公費で多額の贈答品を森山裕衆院議員(鹿児島4)に贈っていたと報じた屋久島ポストに対し、荒木町長が9月議会で「それは想像でしかない」と否定したことを受けて、屋久島ポストは1114日、発言の事情説明を求める要請文を荒木町長に送った。荒木町長は8月の取材で森山衆院議員への贈答が多いことを認めていたが、9月議会では一転して報道を否定。それに対し、屋久島ポストは町長の答弁は「事実とは違う」と抗議して、議会答弁の根拠などを示すように求めている。


荒木町長、森山衆院議員を「どう特定したのかわからない」

 問題の議会答弁は913日の町議会一般質問であった。報道を引用する形で、森山衆院議員に焼酎140本など少なくとも50万円分の贈答品が贈られていたとの指摘に対し、荒木町長は「どこから、どう(森山議員を)特定したのかわからないが、それは屋久島ポストの想像でしかないと思う」と報道を否定していた。

屋久島ポスト「取材に対する社会的信用を損なう」と抗議

 要請文では、荒木町長が82日の取材で、東京・永田町の森山事務所に数多くの焼酎を贈っていたことを認めていたにもかかわらず、9月議会で一転して報道を否定した理由を質問。続いて、屋久島ポストとしては答弁内容が「事実とは違う」と抗議し、もし調査して事実と違う場合は「屋久島町長として適切な対応」を求めた。一方、答弁が事実だとする場合は、その主張を裏付ける根拠や証拠を具体的に示すように要望している。

 報道を否定した荒木町長に対して、屋久島ポストの鹿島幹男共同代表は「町長には対面取材で森山衆院議員への贈答が多いことを確認しており、それを議会で否定する答弁は、屋久島ポストの取材に対する社会的信用を損なうものであり、断じて容認できない」と抗議している。

 一方、町総務課は「町長が記事を『想像だと思う』と答弁したのは、屋久島ポストの信用を貶めるつもりではないと思うが、要請文に対しては、検討して文書で回答したい」としている。

森山衆院議員への贈答をめぐる取材の主な発言(2022年8月2日 屋久島町役場)

屋久島ポスト:森山裕衆院議員への贈答が多いと聞いている。少なくとも50万円ほどを贈っているようだが、その理由は?

荒木町長:森山事務所1カ所に贈っているので、そう見えるが、そこから他(の国会議員)に(贈答品が)行っている部分もある。森山事務所に送ると、そこに(国会議員の)先生がいらっしゃって、私が世話になった人にそこで渡してもらっている。なぜ焼酎かというと、やっぱり国会議員は三岳を知っている。私が行くと「おいしい焼酎があるよね」と必ず言われる。そうすると、私も贈らないといけないのかな、という気持ちになる。こちらからお願いごとや相談ごとをする時でも、そうなるので、数が多くなる。


屋久島ポスト:主な贈答理由を「町産品のPR用」と説明しているが、PRであれば、交際費ではなく別の予算ではないのか。

荒木町長:例えば、この庁舎を建設するために補助金をもらう時に、いろいろな(国会議員の)先生方にお世話になっている。PRだけじゃなくて、そういう意味合いもある。フェリー太陽Ⅱを造る時も、そういった関係者にお世話になっている。私が森山事務所で(国会議員や関係者と)会うことが多いので、そこで話しをして、お礼にという形で1本か2本を「やってください」みたいな話になる。森山事務所は東京・永田町の議員会館に贈っている。

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  1. 必ず回答はもらって下さい

    最もコンプライアンスの厳しい筈の議会にも関わらず、屋久島町は全く逆である。
    町長のシルバー割引の時の虚偽発言に始まり、議会での虚偽発言、虚偽答弁は日常茶飯事である。前の記事でも紹介していた、ポストの町長室での取材答弁と、議会答弁は同じ質問でありながら、違う内容である。
    組織の長がこれ程平然と嘘を付く事に空恐ろしさを禁じ得ない。
    文書での回答と言う事であるが、必ず明確な回答をもらって、紹介して下さい。
    回答するのに其れほど時間は要さ無い筈である。

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