ポンカン贈答先から国会議員や鹿児島県知事らを除外 屋久島町長交際費問題
国会議員側「町長個人の贈答だと思っていた」 県と町は「利害関係」➡ 毎年恒例
果物の贈答をストップ
交際費の返還求める声に 荒木町長「妥当」と主張
【上左】国会議事堂(Wikimedia Commons より)【上中】屋久島町の荒木耕治町長【上右】鹿児島県庁(Wikimedia Commons より)
【下】屋久島産のタンカンとポンカン
屋久島町の荒木耕治町長が自身の裁量で支出できる交際費を使い、過去5年間に約370万円分の贈答品を国会議員らに贈っていた問題をめぐり、毎年12月に贈答しているポンカンの送付先から国会議員や鹿児島県知事らが除外されたことがわかった。国会議員側から「町長個人の贈答だと思っていた」と指摘されたことや、補助金の受給などで県と町が「利害関係」にあるため、町側が贈答先を見直した結果だ。今後、過去の「不適切な贈答」に対して、交際費の返還を求める声が高まる可能性があるが、荒木町長は「妥当な支出」だと主張している。
ポンカンなどの果物 「交友関係を深める」重要な贈答
屋久島ポストが開示請求した交際費の支出記録によると、2017~2021年度の5年間で、荒木町長が贈答したポンカンは計72箱。贈答先は「内閣総理大臣」を含む国会議員や鹿児島県知事、同県議会議長ら延べ57件で、支出した総額は24万5600円(送料を除く)だった。
ポンカンに加え、2月のタンカン、7月のパッションフルーツも合わせると、この5年間で251箱、約82万円分(送料を除く)の果物を贈っており、荒木町長が「交友関係を深める」ための重要な贈答だった。
今後の贈答は姉妹都市などに限定
ところが今年12月に贈るポンカンの送付先から、国会議員や鹿児島県知事らが除外されたことが屋久島ポストの取材でわかった。贈答件数も例年の10件前後から大幅に減って4件となり、姉妹都市の関係にある熊本県菊陽町や大分県日田市、青森市などに限定された。
贈答件数が減った理由について、町総務課は取材に「町長個人からの贈答だと思っていたと(国会議員の事務所から)言われたことも踏まえ、これまでの贈答先を見直した」と説明。鹿児島県知事については、補助金の受給などで県と町は「利害関係」にあることから、今後の贈答は中止するとしている。
一連の贈答について、国会議員側は「私的な贈答」だとの認識だったうえ、県知事とは利害関係にあることから、実質的にこれまでの贈答が不適切だったことになる。
荒木耕治町長がポンカンを贈答した際に作成した交際費使用伺いの文書。贈答先には「衆議院議員」や「内閣総理大臣」「鹿児島県知事」「鹿児島県議会議長」などと記載されている
荒木町長、森山衆院議員への贈答50万円分は「妥当」
だが、荒木町長は一連の贈答について「妥当」だったとの姿勢を貫いている。9月議会の一般質問では、国会議員らへの贈答によって、有人国境離島法や過疎法の恩恵を受けられるようになるなど、「町に大きなメリットがあった」と主張。自民党の森山裕衆院議員(鹿児島4区)に贈った50万円分の焼酎や魚介類などについても、「妥当だと思っている」と答弁している。
荒木町長が公費で多額の贈答を国会議員らに続けている問題は、8月末の屋久島ポストの報道で明らかになり、町民からは「不適切な支出」だとの批判が出ている。さらに町議会では違法支出の疑いも指摘されており、荒木町長に対して今後、一連の贈答で支出した交際費の返還を求める声が高まる可能性がある。
■町長交際費問題 記事アーカイブ
従来の贈答が「妥当な支出」だと言うのであれば、何故、今年12月に贈るポンカンの送付先から、国会議員や鹿児島県知事らを除外したのでしょうか?
相も変わらず、言っていることと実際にやっていることとが矛盾していることにご本人は気づいていないのでしょうか?
この有り様では、今の荒木町長は、まさに屋久島町の裸の王様だと言わざるを得ません。
町長、副町長二人共に、贈り物をする事で町政が助けられて居る、などと議会で堂々と答弁する様は、全く持って自分達の無能をさらけ出している事に他ならない。自分の言っている事が分かつて無い証拠である。
こんな二人じやなあー